心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ホロスコープは個人とともに息をし、悩み、喜び、成長する

何気なく「ホロスコープに示された象徴は、あなたに使われるのを待っている」というタイトルをつけたら、以前まったく同じタイトルでブログをかいていたことがわかりびっくり!

2020年6月8日のブログだが、書きたい内容もほぼ同じ。

成長がないということか、それだけ重要だからということか。

あわててタイトルを書き直した。

 

そのブログにこのようなことを書いた(読んでくれた人もいるかな)。

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毎日、「職業占星術カウンセリング」「火星鑑定」をやらせてもらっているが、ほんとうにそうなのだ、ホロスコープに示された象徴は、ちゃんと使われることを今か今かと待っている。

 

水星、天王星のセスキコードレートはアイデアの力として、先見の明として、イノベーターとして、あなたが本気で表現することを45年待ち続けている。

MCにコンタクトしたノードは、あなたがコミュニティをつくり、人々と笑顔で集う日を首を長くして待っている。

水星、冥王星セミスクエアは、あなたの言葉が人々に影響を与えるのを心待ちにしている。

 

あなたのチャートにあるものは、あなたにしか使うことはできない。

あなたが責任をもって使っていかなけれは、それはただの記号の羅列でしかなく、または他者の影響力をただ受け取るだけの受信機にしかならない。

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昨日、職業占星術パーフェクトマスター講座のクラスの最終回を迎えた。

職業占星術パーフェクトマスター講座は、基礎的なテクニックを身につける基礎クラスと、そしてそれを生かして実際のモニターさんを相手に、レポートによる適職診断とオープンセッションに計3回チャレンジして全工程が終わる。

 

実際、昨日のクラスは、まだコロナ騒動が始まる前の名古屋の生徒さんたちなのだが、全工程とは基礎講座から始まり、実践読み講座、心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座と続き、最後の職業占星術パーフェクトマスター講座の約2年半かけた学習期間のこと。

昨日、すばらしいモニター演習を終えて、感動のフィナーレを迎えることができた。

 

ここまで来るのが大変なことは、私が一番よく知っている。

途中、たくさんの生徒さんたちから「むずかしすぎる!」「私にはむいてない!」「nico先生のようにはとても読めない」という訴え、悲鳴、泣き言をひたすら、嫌というほど聞かされる。

 

それでも私がタフな姿勢を緩めない理由は、職業占星術パーフェクトマスター講座中盤に差し掛かるころの生徒さんたちの占星術に対する姿勢、技術としての象徴の使い方、表現力といった変化、成長が目に見えて明らかになることを知っているからだ。

 

そして、職業占星術パーフェクトマスター講座ラスト3回、3時間という長丁場のモニター演習を経ることで、立派な占星術の使い手へと向かっていく。

その姿――皆さんの前向きな姿勢、努力は裏切らないという実感、いくつになっても成長できるのだという確信、大人の学びのすばらしさを目の当たりにしてしみじみと喜びに浸る。

 

昨日、占いコンテンツ&占いスクールを運営している会社の方と話す機会があったのだが、意外にも「人を占えるレベル」まで教える講座が少ないのだということ。

占星術の知識を地上に下し、現実的に使えるツールにするというのはとても難しいことなのだということ。

 

みなさんは、それに関してはまったく心配ない。

2年半かけて占星術の最高峰の技術を習得できたのだから、どこでも自信をもって生きていける、私はそう信じて送り出している。

 

しかし、最後のモニター演習は、ほんとうによい時間でしたね。

このようにオープンセッションをするたびに思うのは、ホロスコープリーディングというのは、最終的にホロスコープの持ち主がいないと完成しないということ。

そこにある象徴がどう使われているのか、その人の生きた象徴を理解したとき、ホロスコープが本当の意味で「意味を持つ」。

いくら高度な技術を用いてホロスコープを読んだところで、それが一方的なものであったら、それはやはり片手落ちだ。

ホロスコープの持ち主の25年なら25年の、45年なら45年の象徴の豊かさに触れ、それを相互の関係の中で理解したとき、ホロスコープの持っている本当の意味を知ることになる。

 

ああなるほど、ホロスコープは個人とともに息をし、悩み、喜び、成長するものなのだ、と占星術の豊かな世界に感動すると同時に目の前のホロスコープの持ち主にも感動する。

こうしていろいろなものがつながっている、その事実に感動する。

 

モニターさんを前に約3時間かけてホロスコープを読んでいると、人生の中で「これは避けては通れない」、大げさに言えば「これをやらずしては死ねない」と思われるような重要な象徴に出会う(昨日の方で言うと太陽・土星セミスクエアとか)。

または、ずっと自分にとって大切な人生観や哲学として握りしめてきたことと、こちらが提示した象徴が見事なシンクロニシティ

出会う(昨日の方で言うと太陽=金星/ノードのミッドポイントとか)。

 

こういった発見は、その場にいる全員の共同作業のたまものだ。

それがモニター演習の醍醐味なのだと思う。

 

もしこれから職業占星術講座に参加したいという方がいましたら、できればライブ参加を検討してみてください。

ライブでしか味わえない良さがここにはあります。

 

とにもかくにも、2年半おつかれさまでした!

皆さんのこれからの占星術の旅を応援しています。

モニターのKさんも貴重なエピソードのシェアをありがとうございます。

 

今日は、午後から心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座の第1回目です。

テキストもマイナーチェンジし、フレッシュな内容をお届けします。

こちらもシンクロニシティの面白さ満載ですね。

午後もよろしくお願いします!

 

そうそう、予約してくれた皆さん、手元に本は届きましたか?

私のところに今日届きました。

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