大阪のNさんが出張で東京に来ているということで、週末の実践読み講座を北参道のサロンで受講してくれた。
これまでZOOMでしかお会いしたことがなかったけれど、実際、リアルに対面してみると、これまでとまた違った印象で、おすすめの美容グッズなどを持ってきてくれて、講座が終わった後、みんなでわいわい試し、楽しい時間を過ごすことができました。
会ったような気に、伝わっているような気になっているけれど、本当はそうでもないのかもしれない。
オンライン化が進んだとはいえ、リアルで交流するというのは、こんなにも人の持つエネルギーの伝わり方、情報量が違うものなのかと驚き、たまにはライブで講座をやって、みなさんの存在をもっといきいきと感じたいな。
リアルにお会いしたことのない方、たくさんいますね。
頭でっかちになりやすい時代、わかった気にならず、しっかり体験をしていきたい、そんなことを思う毎日。
人も機会も大切にしたいなと思う、I haveの極み、火星サイクル最後の地エレメント・山羊座期の一コマでした。
ということで、今日は月イチ勉強会のお知らせ。
その前に、この前のアドラー早期回想ワークショップの感想から。
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nicoさんやみなさんの、優しい眼差しと率直な意見交換の学びあいが素晴らしく、
ホロスコープの読み解きと、アドバイスまで頂くことができて、本当にありがたかったです!
一人では気が付けなかった根深いパターンを、みなさんが真剣に考えてくださって、こんな温かな学びの機会は初めてでした。
また、次回も誰でも参加可能の回がありましたら、ぜひ参加させて頂きたいです。
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最近、講座、勉強会、研究会、ワークショップ等、たくさんの方と「ちゃんと対話する」ということを意識してやらせてもらっているのですが、この「ちゃんと」というのは、くくりや定義、一般論などで物事を片付けず、個別の世界を理解する努力をしようというのが、最近の私のモットー(今、ナラティブセラピーを再学習しているため)で、だから、時に会話が増長になったり、まどろっこしい質問をしたりしているように感じる方もいるかもしれません(そのせいで講座の時間が足りない!)が、そこは致し方ないと開き直ることにしている。
たとえば、最近の実践読み講座のマザーテレサのチャート分析において、「では、乙女座とはどんなサインか?」を考える場合、くくりや定義、一般論を超えた、「マザーテレサの乙女座」を物語るとはどういうことか」に丁寧に時間をかけるということをやらせてもらっています。
哲学者のウィトゲンシュタインの言葉を借りれば、「個別ケースへの軽蔑的態度」を手放そうとしているということになるでしょうか。
なんでもいいのですが、うつ、発達障害、月・冥王星がコンジャンクション、シングルマザーなどという「名」が与えられると、それを一般的知識に当てはめて対応するわけですが、本当はもっと「その人」に対応した物語を語る必要があるはずなわけです。
そういうのをナラティブセラピーでは、「ひとくくりにする描写」と呼びますが、その人が個別に持っていることについては語られない、それが占星術の現場では多々あるわけです。
そういったふるまいを手放し、なるべく「ちゃんと対話する」ことにエネルギーを注ぐよう、最近は心がけているということです。
それを改めて教えてもらったのが、アドラー早期回想ワークショップでのエピソードとホロスコープのシンクロを見つけたときでした。
あー なんと人は生き生きとホロスコープを生きているのだろう!
と心から感動することができた、占星術のユニークな個性を再び発見することができたのです。
ということで、その「あー なんと人は生き生きとホロスコープを生きているのだろう!」をもっと時間をかけてちゃんとやりたいなーと思い、今回の月イチ勉強会で最近、最も力を入れているホロスープの中のアスペクト読みをやろうかなということになりました。
普段の講座では、なかなか一つのアスペクトを取り出してあれこれ読む時間がないので、今回はそこを時間をかけてじっくり取り組んでみたいと思っています。
「それってこういうことでしょう」とわかった気にならない
個別ケースへの軽蔑的態度を手放す
ひとくくりにしない
上記にあげた態度は、まさに占星術的態度。
あー乙女座だもんねー
それって土星のせいだよねー
冥王星が来てるから仕方ないよー
そうなの?!そんな簡単にくくれるものなの?!
ということで、皆さん、今回はできればライブで参加してみてください。
自分の読んでみたいチャートを持ち寄って(自分、家族、著名人のネイタルチャートの使えないアスペクトでもいいです)、自分なりの言葉で語れるようにしてみましょう。
私自身、とても楽しみです。
そして、もう一つ。
前回の勉強会でSさんのクライアントさんの鑑定の予習をしたと思います。
そちらの方の鑑定結果をいただいたので、Sさんと一緒に鑑定の検証をしてみようということになりました。
Sさんからメールをいただいたのですが、これはかなり充実した内容になる予感です。
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ニコさんにリーディングポイントも絞っていただけたので、
自分なりにもそこに注力してカウンセリングに臨むことができましたが、
実感する必要性は理解してもらえたのですが、
時間内で、ご自身の能力を感じてもらうことはできず、
「この能力ならいけそうだ」というところまでには至らず、
自分の力不足を感じた現場にもなりました。
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まさに今回の勉強会にふさわしい内容!
ぜひ、もう一度、着地の方向を探りながら、どういうアプローチができたのかもう一度、一緒に考えてみましょう。
Sさん、シェアありがとうございます。
いつもたくさんの方に参加いただいています。
お時間ある方は、ぜひライブで「生きた象徴」を考えてみましょう。
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月イチ勉強会 プロの迷いを解決、現場のケーススタディ検証&徹底アスペクト読み1
◆日時: 2/15(火)10:00~12:00
◆金額: 3,300円