もう今週末ですね、2/17(土)から基礎講座がスタートします。
今年から基礎講座に力を入れようと思っています。
ご存じの通り、私は「火星サイクル手帳」というものを作っているのですが、やや大げさな言い方になりますが「これからの時代は火星が大事!」という焦りにも似た使命感というか、天体の象徴解釈を生業にしている身として、火星をうまく使えないことによる何かしらの危機感を抱いているなら、この知識を今を生きる人たちに役立てられないか、そんな思いから火星サイクル手帳(シート?)を作り始めたということです。
で、火星サイクルを通して世界を見てみると、ここからは自分自身を頼りにしていく生き方はとても重要になるだろうと肌身に感じるわけですし、そういった書籍も次々に出版されています。
哲学者の千葉雅也も「自己啓発書をいくら読んで答えを求めても、結局、次の自己啓発本を求めるだけになる」といった旨のことを書いていますが、それは占いもそうです。答えを提示し、その場はスッキリした顔で帰ってもらえても、また悩みが生まれれば別の占い師に答えを求めに行く。
先日も講座の中でも「安易に答えを提示しても相手の力を奪うだけだ。答えを自分で導ける力を与えるにはどうしたらいいかを考えてみよう」という話をしましたが、そうなると一番の「私を知る」近道は、自分ととことん向き合うことなのだと思うのです。
そういったときに象徴≒ホロスコープと向き合うことの良さは、自分の心象によって、また成長によって象徴≒ホロスコープの捉え方が変わっていくことです。
これは私が占星術を生業にしていて、もっとも面白いと思う点のひとつです。
ホロスコープを育てる
最初はピンと来ないかもしれませんが、ホロスコープはちゃんと育つのです。その人の成長段階によって、同じ天体配置でもまったく違う物語を描ける、それが占星術を学ぶ面白さの一つになります。
アスペクト一つをとっても、またハウスの偏りをとっても、また個人天体5天体をとっても、必ず成長のプロセスがあります。
私の講座で常にお話ししている「どこから来て、どこにいて、どこに向かうのか」を考えながらホロスコープの象徴を読んでくださいというのはこのためです。
そして、この元ネタはもちろんゴーギャンの有名な作品『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?』です。
なんだかホロスコープのように見えないですか?
ASCには死と再生が、ICには子供がいて、MCにはリンゴの成果物があり…
心理占星術基礎講座では、そんな「どこから来て、どこにいて、どこに向かうのか」をどう考えるか、象徴の捉え方、また10天体、12サイン、12ハウスの人生の成長のプロセスを考えながら、自分自身で答えを導けるようなそんな学びを皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。
皆さんとご一緒するのを楽しみにしています。
天王星や冥王星、土星といった天体は、個人にどう影響するのか。
それらのプレッシャーに押しつぶされず、個人の生き方を実現するためにーー火星と金星をどう育て、関係性へと向かっていけるのかを詳しく解説しました。
この動画では、前半でホロスコープにおける個人天体ー社会天体ートランスサタニアンと個人の成長の関係、後半では実際のお悩みを元に冥王星の影響から脱出するためのヒントと三重円から見たwell-beingのためのアドバイスの一例を抜粋してご紹介しています。
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