心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【nicoPLANET水瓶座期】わしも人間ですからな。人間にかかわることなら何でも、わしにとって無縁とは思えんのですよ

いまさらですがnicoPLANET水瓶座期のお知らせです。あと数日で太陽は魚座入りを迎えますが、冥王星の影響なのか、やはりそう一筋縄ではいかない状況があちこちで見え隠れしています。

 

1/27のニュース記事にこんなのを見かけました。

toyokeizai.net

川中さんはこんなことを言っている。

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重要なのはどっちの意見が正しいかではなく、議論を重ねていいところを組み合わせていくことで、よりよい社会にしていくことだと思います。

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まさに平等、多様性を司る水瓶座らしい言葉、時代が望む言葉に聞こえますが、水瓶座冥王星が入ってからというもの、時代の流れは、むしろそれをなし崩しにしようしているように見えるというか、プーチン大統領やトランプ元大統領、岸田首相の発言を見ていると誰も議論を重ねる気などないように見える。

 

川中さんの発言はこう続く。

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僕自身は、クルマが空を飛ぶ社会よりも、近所の商店街がずっと元気で活気があるような、あたたかい社会のほうがいいと思う。

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水瓶座の漫画家・長谷川町子じゃないですが、川中さんの言うサザエさん的な原風景は、今後「既に失ったもの」として私たちに深い喪失感を与えることになるのかもしれない。これも水瓶座冥王星的な体験の一つかもしれないと覚悟しておく必要がありそうだ。

庶民の暮らしにはまったく縁のないようなビルが次から次に立つ東京の街並みを歩きながら、そんなことをポツポツ考え2024年の水瓶座期を過ごしていました。みなさんの水瓶座期はいかがでしたか?

 

遅くなりました、ではnicoPLANETのご紹介です。

まずはNEWコンテンツ!ホロスープ実践読み講座の受講生で栄養士の「ふっちぃの気まぐれ福・☽・飯」です。

第1回目はチキングラタン。この日の月は牡牛座。

さて、この関係性とはいかに?

 

nicoPLANETのInstagramに、ふっちぃの愛情いっぱいの料理を気まぐれにご紹介していく予定です。

月の運行と毎日の料理にどんな関係があるのかな。実験的な試みになりますが、よかったらnicoPLANETのアカウントをフォローしてね。

 

次は、大人気の「教えて! 心理占星術みんなの勉強法 」。第2回目は「キツイ体験が人に伝える力になる」です。今回参加してくれた3人の方は、すっかり付き合いの長くなったベテランの方々。学び始めの頃は消極的だったり、反抗的だったり、不安そうだったりしていましたが、最後の最後に見事な変容ぶりを見せてくれました。

サラッと「見事な変容ぶり」と書きましたが、学習者としてはもちろん、人としても、私の目から見てもまぶしいくらい美しく成長した方々ばかりです。

そんな皆さんが、今回はどのような言葉で学習法を語るのか、ぜひ期待して読んでみてください。

nicopla.net

 

次は「心理占星術でつながろう! ご当地紹介リレー」。2回目は、香川県高松市からのお届けです。

 

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この後に紹介する「みんなのホロスコープ白書」もそうですが、これはかなり書く訓練になりますね。

どこの何を切り取るのか、何をどう伝えたいのか、書きすぎてもダメ、書かな過ぎてもダメ、ほどよいサイズに言いたいことをまとめなくてはならない。これはなかなかいい訓練です。

今回の朝倉さんの記事は、そういった意味でほぼ修正なしでスッと書き上げてくれました。きっとしっかりと見せたいもの、書きたいことが自分の中にあったのだと思います。

書くという行為は、このように自分をスッと整えるものなのかもしれません。

とても素敵な文章ですので、みなさんぜひ読んでみてください。

 

そして、今回の「みんなのホロスコープ白書」は、ホロスコープ実践講座を受講中のdaranecoさんに寄せていただきました。

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こちらも本当に面白い!

つびーからは「読んでいて爽快感のあるテキスト。このくらいサラッと出せるのはうらやましいです」と、ろくむらさんからは「ものごとや自分との距離感などがなんだか絶妙で、文章とても好きです」なんて感想が。

人の文章の良いところを見つけて、それを吸収するのも「読むこと」の魅力ですね。いずれ皆さんにも順番がまわってきますから、その時まで「自分だったらホロスコープのどこを拾って、どのように伝えようか」と思いをめぐらせてみてください。

 

そして、すっかり遅くなりましたが赤ペン12サイン占いです。

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答え合わせ的に読んでもらえたら、もしかしたらまた違った発見もあるかもしれません。

これから時期読み占星術講座というのが始まりますが、12サイン占いもこの「時期読み」の一環です。たかが12サイン占いですが、されど12サイン占い。みんなに共通である天体の運行を読みながら、一人一人の心に響かせていくのは、時期読みの力+サインの心理的の理解の力だと思っています。

ぜひ自分の心に響いたかどうか読んでみてください。

 

最後は「アポロンの竪琴」です。

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生きていると「こんな人生を生きれたら、こんなものを創作できたらどんなに素晴らしいだろう」といった憧れを感じることもしばしばですが、「小松左京のようなSFを書いてみたい」というのも若かりし頃の私の願望の一つでした(砂澤ビッキのような彫刻家になりたい!などなど、妄想は果てしない…)

 

サインの理解を深めるなら、占い本よりも、その太陽を真剣に生きた人たちの生き様と、その言葉から考察したほうが、ずっと人間に迫ることができる、という考えから、毎サインごとにこうしてささやかな研究を重ねているのですが、短い文章にもかかわらず、毎回けっこうな労力がかかっています。

今のもっとも伝えたい象徴って何だ?を日々考え続け、そこにもっともしっくりくる言葉をたくさんの候補者の著書の中から拾い上げる。1度書き上げたけどしっくりこなくて違う人の著書を最初から読み直すってこともあり、結局、気づくと言葉の中にどっぷり浸かる日々を送っているのですが、これが楽しくてやめられない。

 

なぜ楽しいのか。古代ローマを代表する喜劇作家・テレンティウスの言葉がその理由を説明してくれているのかな。

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わしも人間ですからな。人間にかかわることなら何でも、わしにとって無 縁とは思えんのですよ

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太陽を生きる人々の中に自分に似た普遍的なテーマを見つけることもあれば、まだ自分が生きれていない未知のエネルギーを感じることがある。いずれにしても、今のこの季節に自分の人生に取り入れてみたい言葉をいつも探している。

 

最初に取り上げた夏目漱石の言葉なんかもテレンティウスに似た表現をしていますね。

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その一人の人は人間全体を代表していると同時にその人一人を代表している。詰らない話だがそうである。私はこうやって人間全体の代表者として立っていると同時に自分自身を代表して立っている。

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そういった水瓶座の源泉はどこにあるのか。ぜひ小松左京の言葉から探ってみてください。

ちなみに、テレンティウスの言葉は、中井久夫訳『古代ローマの言葉 コレクション・知慧の手帖』の「人間は平等である」という標題の中にあります。

 

まだ紹介しきれてない記事があるので、お時間あるときにnicoPLANETのサイトをのぞいてみてください。

 

一気に春が近づいてきたよう。最近の私の楽しみは、母の入院先の病院に行く道中の川で鳥たちを眺めること。鳥を見ると胸がきゅんとして、なんとも幸せな気持ちになります。

 

 

上はコサギ、下はユリカモメ。コサギが飛んでいるのを真下から見ると、広がった羽が透かし絵のような繊細な美しさでこれまたきゅんときます。

暖かくなってきたので、渡り鳥たちは見納めかなー