心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【nicoPLANET】魚座とはどのようなサインか?「身辺の異常事態にうながされ」ている道中で「運のつき」の出会いをする

みなさん!お元気ですか???

ひっさしぶりのブログ。少し離れてみると、自分にとってそれがどのような意味を持っているのか、どのような位置づけだったのかがわかり、気持ち新たに向き合っていけそうです。

私が実践しているホロスコープリーディングでは、まずはポラリティとパースペクティブという全体の力の働きから分析していくのですが、このポラリティ、陰陽というのは、こうして考えると大事な意識ですね。

日々の暮らしの中にも、また10年、20年という人生の大きな流れの中にも、ポラリティ=陰陽、ある極から反対側の極へと移るダイナミックな働きがある。

その流れの中でこそ、充実したエネルギーの出会いを体験できるということ。

日々、たくさんの気づきがありますね。

 

が、休んでいたわけではなく、毎日、働きバチが蜜を集めるように、せっせと講座やセッションで栄養満点のおいしい蜜を集め、気づけばハニカム構造の世界ができあがってきていて、それをみなさんと楽しく共有する日々を送っています。

ボタニカル占星術研究会という新しい研究会もスタートしたので、これからどしどしブログでも紹介していこうと思います。

 

で、今日はnicoPLANETのお知らせです。

占星術に興味がある人は、3月に大きな天体が大移動するという記事を目にする機会がたくさんあったと思いますが、水瓶座から魚座土星が移動するということで、ここはちょっと視点を変えて、そもそも魚座ってどんなサイン?を考えるのにも、今回のnicoPLANETを参考にしてみるのはいかがでしょうか。

 

魚座に太陽がイングレスして2週間。今回、魚座について考えをめぐらせていたところ、このユニークなサインが星読み的にふんわり片付けられてしまっている――愛、夢見、芸術、スピリチュアルなどなど――ことに小さな憤りを感じるとともに、この知的で力強く、可能性にあふれたサイン(また、その支配星の木星海王星)に酔いしれている間にすっかり季節が変わっていて心底驚いたということなのです。

 

今回、「今月の言葉」で石牟礼道子を選んだ時点で、あーこれは大変なことになったなーとそれこそ「運のつき」だと観念して、1000頁以上にわたる著書「苦海浄土」を改めて手に取ったわけですが、本当に素晴らしい読書体験があり、こっちの世界に帰ってきたくないくらいの没入ぶりだったわけですが、それを皆さんにどれくらい伝えられたのかどうか。

読み進めている間にも、チッソ元社長の後藤舜吉氏の死去、また水俣病集団訴訟が今年の9月8日にいよいよ結審へと向かうといったニュースがちらほらと飛び込んできて、石牟礼道子の仕事はずっと続いていたのだと、時を超え働きかけてくる執念のようなものも感じ、また人災とも言えるトルコ地震や、震災の教訓というものを考えたとき、彼女のような仕事がどれだけ価値を持つのかといったことも考え、終わりのない思考のスパイラルに入り込んでいたわけです。

 

まあ、内容はともあれ、こうして書き上げられてよかった。

時期読みパーフェクトマスター講座の皆さんとは、先駆けてこれからの時代の話もできていますし、3/21(火)の春分図読み勉強会でもきっといろいろな話ができると思うので、これからまたぼちぼち皆でこれからの時代について考えていきましょう。

 

ということで、nicoPLANETのご紹介です。

まずは今月の言葉から。

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不適切な、ゆきとどかない表現が随所にあった。書き直したいが、もう手に負えない。それにしても長い長い道のりをとぼとぼ来たものである。

文学の素養も、学問も、医学の知識もないただの田舎者の主婦が、身辺の異常事態にうながされて、ものを書きはじめた。昔々であった気がする。たくさんのことを学んだ…

今日の題にもなっている「身辺の異常事態にうながされ」「運のつき」というのは、石牟礼道子の言葉からの引用になりますが、今月の言葉、ぜひじっくり読んでみてください。

太陽魚座生まれ如何にかかわらず、誰の中にも魚座があり、木星海王星があるわけですから、土星魚座にいる間に魚座的世界との向き合い方、魚座的知性の獲得の仕方などを参考にしてみてほしいですし、私もここ数年、奮闘する予定です。

 

そして次は、赤ペン12サイン占い。

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すっかり紹介がおそくなってしまいました。

今月の時期読みパーフェクトマスター講座でも12サイン占いの仕組みと書き方というのをやりましたが、やはりいいですね、12サイン占い。なぜなら、誰にとっても公的な活動は太陽サインとして表現されるわけですから、外に向かう活動は、かならず太陽サインを通過していかなければならない。その振る舞いと、それに伴う心理的なテーマを描くというのは、占星術の学習者にとって非常に大事な作業になるのではないかと思います。

今回も皆さん、果敢に挑戦してくれました。

ぜひふり返りもかねて読んでみてください。

 

そして最後は星宙予報。

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今回、ここで紹介したのは、主に魚座土星が入ったとき、まずやってほしい魚座的振る舞いです。

先程も書いたように、星読み的には魚座というのはふんわりとしたサインのイメージがありますが、石牟礼道子のテキストにも書きましたが、双子座、乙女座を経たサインとしても、また海王星的達観のサインとしても、実際は非常にシビアで冷静な視点を持ったサインと言えます。が、それは現実から目を背けなかった場合においてです。目の前の事実を受容する力がないと、現実から目を背け、結果「ふんわり」と生きざるを得ないということになります。

では、どうやってその振る舞いを身につけるといいのでしょうか。

 

今回は、ウクライナ侵攻から1年、震災から12年ということもあり、様々な時事的事象も考慮に入れながらテキストを書きました。

恥ずかしながら、最近ようやく社会学?政治哲学?に興味を持ち始めたので、皆さんと一緒にそういった話も共有できることが増えるかなー

その入り口として、過ごし方の参考にしてもらえたらうれしいです。

 

ということで、これからも皆さんと一緒に世界を広げ、学び、楽しみ、苦しみやっていけたらと思います。

1か月の、また約3年の魚座の季節に向けて進んでいきましょう!!!

 

nico