今さらですが、nicoPLANET更新しました。
12サインを考えるのって大事ですよね。
その理由は、サインってそんなに単純じゃない、人はそんなに単純じゃない、ということを知ることができるから。
「水瓶座は孤独が好き」とか「変わり者」とか言われると、切ない気持ちになるのは私だけだろうか。
そういうレッテルをみんな貼ってほしいのだろうか。
私がこの仕事を長く続けられているのは、占星術の構造の美しさを心から好きなのもあるけれど、この12サインの決めつけをどうにかしたいという思いのおかげではないかしら。
でも、だからと言って、やみくもに象徴の意味をひっくり返そうとしているわけではないのです。
じゃあ、何をしたいのか。
それは、nicoPLANET水瓶座期号を読んでくれるとわかるかも。
今月は、トニ・モリソンと中野剛志の言葉を中心に水瓶座について考察してみました。
まずは、
赤入れされるのもつらいですが、実は赤入れするものつらい。
実際、好きに書けばいいと思っているのも事実なのですが、自分の文章って客観的に読むのって難しいんですよね。
だから、どこかしら指摘されると、立ち止まって考える機会になるのではと思っています。
めげずに頑張って書き続けてみてください。
読者のみなさんは、温かい目で見守っていただければうれしいです。
自分のサインだけではなく、12サイン読んでみるとそれぞれの工夫がわかると思います。
次は、
つびーが素敵な題名をつけてくれていますが、まあそんな内容です。
中野剛志の以下のテキストを引用してみました。
「構造改革」という標語の下、さまざまな改革が行われました。「日本を抜本的に変えないといけない」と叫ぶ改革派の政治家を、国民は支持してきました。
しかし、その結果、日本は、どうなったのでしょうか?
衰退の一途を辿っただけです。平成の時代に行われた一連の構造改革のうちで、成功したものが一つでもあったでしょうか。
しかも、その抜本的改革に邁進してきた自由民主党が、「保守」と呼ばれているという始末ですから、情けない話です。
土星が魚座に、冥王星が水瓶座に移動したらどうなるのか、そこを考えるためのヒントにもなるかもしれません。
私もここからもう少し時代を再考してみたいと思います。
最後は、
こちらのテキストの冒頭にもこう書きましたが…
水瓶座に太陽を持つ私にとって、水瓶座のヒーローが何人かいる。その中でも、考える度に我が身が引き締まり、その作品を手にする度に胸の奥の大切な部分がジンと熱くなる存在として三人の女性がおり、その一人が今回紹介したトニ・モリスンである(あとの二人は、2018 水瓶座の言葉 シモーヌ・ヴェイユと2021 水瓶座の言葉 ヴァージニア・ウルフだ。どちらも過去に本連載で取り上げている)。
彼らの文章には共通項があります。絶望的な暗さの中にも必ず希望の光を見出すことができるという、理想と現実という相反する感性が絶妙なバランスを取っているところです(これが最後の風エレメントのバランスなのです)。
不動サイン・水瓶座期は、冬の寒さが極まる季節ですが、少しずつ日が長くなってきて、春の季節への期待も芽生えてきます。
これこそ、まさに現実と理想のバランスということですね。
ということで、皆さんも何かしらの「水瓶座」に触れて、このバランスを実感してみてください。
では、よい水瓶座期を!