心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

nicoPLANET天秤座期号アップしました 「既にそこにあるもの」自分にとって完璧なものが既にゴミ箱にあった

nicoPLANETも8年目になりますが、書く度にサインの新たな側面に気づく。自分なりに新しい切り口を探しているというものもあるけれど、私の知らない象徴の可能性に触れられるのはいつだって心がときめく。世界はまだたくさんの魅力にあふれているのだ。

 

そういった理由で、占星術を学び始めたころよりも、今のほうが学びを楽しんでいるかもしれない。象徴を固定された意味の中に押し込めて、なんか違うような気がするなーなんてやってた頃より、生きている象徴を扱っている今のほうがずっと。

 

ということで、nicoPLANET天秤座期のお知らせです。

まずは赤ペン12サイン占いから。

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今日ご紹介するのは、蠍座を担当してくれた千花さんのテキスト。

蠍座を読んでとてもいい気持ちになりました。あなたも私もうれしい、そんな関係を築きたいです」という感想もいただきました。

今日は、400Wすべてをここにご紹介。

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いつも人より物事を深く考え、色々な経験を積んできたあなたには、他の人の行動が回り道をしているように思えるかもしれません。その人が大事だからこそ、「こうした方がいいよ」とつい口を出したくなる。「よかれ…」と心で思っても、今はその人がヘルプを出してくるまでは、グッと我慢。人には人のやり方が、そしてその人自身が経験しないと分からないことがあるのです。助けを求められるまでは手を出さない。そうしてこの時期は自分のことに集中しましょう。「こんな風にした方がいい…」という思いつきは、レシピのように自分の中にストックしておくのです。どんな食材でもレシピが変われば違う料理に変身します。ワンパターンから脱却し、少し工夫してお料理し美味しものを作って、自分を喜ばせる。誰かのヘルプの声が聞こえてきたら、その時に、その人の喜ぶご馳走を振る舞ってあげましょう。「あなたも相手も嬉しい」その時期はきっとそう遠くないころやってきます。

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心がほっこり、ほんと素敵なテキストですね。

皆さんのサインはどうでしたか?感想、随時お待ちしています!!

 

次は時期読み百景。

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今回は、時期を読むとはどういうことか?を考察することから書きはじめてみました。

ちょっとややこしい話ですが、占星術の勉強の一環として読んでてみてください。

冒頭の部分をちょっとだけご紹介。

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書きはじめはいつも難しい。“今”を表現するのにもっとも相応しい象徴を何に求めるか。光の当て方で刻々と意味を変える象徴と、そして日々量産されるニュースとをどう結びつけていくか。

 占星術の現場では、これらの象徴を組み合わせながら、そのときに最もふさわしい言葉を生み出していくわけだが、この「そのときに最もふさわしい言葉」の定義がそもそも難しい。多くの占星術学習者がつまずくのはこの点であり、そして占星術を怪しげなものと考える人たちは、まるで根拠がないように思えるこの作業を疎ましく思うわけだ。

 では、「そのときに最もふさわしい言葉」とは何か。結局、太陽であれ、惑星であれ占星家の私たちはその「光」を観察する者であり、そしてその光とはこちらに返ってくるもの、反射である。太陽の光を通して、このチャートはどんな光の反射が返ってきたのか、それを感じとり、必死にその感じを言葉にしていくこと、それが占星術の技術であり、「そのときに最もふさわしい言葉」とは、チャートから放たれた光をどう感じたのか、その反射から受けた印象を表現されたもののことをいう。

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そして最後、「アポロンの竪琴」は現代美術家大竹伸朗氏です。今回は、彼の著書「既にそこにあるもの」からの言葉になります。

大竹氏は若い人にも人気ですね。世界中の「どうでもいいもの」をがんがん吸収して、クールな作品へと変えていくユニークさは、なんだろう、確かに大きな希望を感じます。サスティナビリティとかいう大人のキレイごとみたいなのをぶち壊すくらい、あらゆるものを吸収する、これが天秤座の「盗っ人精神」だとしたら、これはスバラシイ!見習いたい!

意気揚々とこれ!と思ったもの(5本の件)を盗む!

ということで今月のアポロンの竪琴です。

 

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気がつけば、すっかり秋の陽気になりましたね。

どんな実りの秋を味えるか、皆さん楽しみに天秤座期を過ごしましょう!

 

あ、そうそう、明日の火星ワークショップ蠍座期でも大竹氏の言葉「向こうからやってきた形に対して、瞬間的に持ってしまった確信を頼りに…」を参考に1か月半の過ごし方を考えてみたいと思います!

 

 

 

nico