心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

Cancereans 蟹座的人々

きのうのブログ長すぎじゃない?と言われたので、今日は短く。

最近、鑑定でも生徒さんでも、またプライベートでも蟹座をパーソナル天体に持つ人々に接する機会が多い。

多分、私のMCが蟹座だからだと思う。

でも、何せ私は水エレメントを天体にひとつも持っていない。

もしかしたら、私は蟹座の人々から「厄介な人」的な扱いを受けているかもしれない。

でも実は私、蟹座の人が好き。

優しくて、気配り上手で、そして私にはない繊細さを持っているから。

ということで、今日は私の好きな蟹座の話。

蟹座の得意分野は、何といっても豊かな感受性と記憶。

そして、テリトリーを守り抜くバイタリティ。

蟹座の人々は頼もしい。

私が考える蟹座を代表する人物は、「星の王子さま」の作者として、また郵便輸送パイロットとしても知られているサン=テグジュペリ

愛すべき彼の著書のひとつ「人間の土地」の中から蟹座的センテンスを紹介したい。

ウィキによれば、この本は「伝統あるフランスの植民地文学の香気を伝えるものとしても名高い」らしい。

この辺も蟹っぽいね。

「あのともしびの一つ一つは、見わたすかぎり一面の闇の大海原の中にも、なお人間の心という奇蹟が存在することを示していた。(略)努めなければならないのは、自分を完成することだ。試みなければならないのは、山野のあいだにぽつりぽつりと光っているあのともしびたちと、心を通じ合うことだ」

ステキ。

人間の土地 (新潮文庫)人間の土地 (新潮文庫)
(1955/04)
サン=テグジュペリ

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