心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

nico文庫

は、生徒のHさんが命名してくれたんだけど、これ本当に楽しい。

今日も占星術仲間が遊びに来てくれて、気がつけば読書の時間。

子供の頃、友達と床に寝転がってマンガに読み耽った、あのダラダラした時間がよみがえる感じ。

もう少し充実させようかということになり、先日も研究会の仲間と何冊かをアマゾンで注文した。

生徒さんには、既に何人もの方に本を持ち帰ってもらったりしているけど、今後はサイトを立ち上げて本のリストも作る予定だ。

予定ばかりが先行しているけど、何事も実現させるのには時間がかかる。

私は元々、企画が専門なのでアイデアは満載なんだけど、いざ実行に移すとなると別のエネルギーを使わなくてはならない。

そういう時、仲間がいるといいね。

誰かにつつかれれば重い腰も上がるし、餅は餅屋でそれぞれの得意分野が活きてくる。

私の生徒さんにも優秀な方がたくさんいるので、彼らにもいずれ仲間になってもらえればと思っている。

是非、みなさんの能力を貸してもらえたらうれしい。

今、私の手元にある本は、先日の研究会でSさんがオススメしてくれたもの。

イギリスの心理学者であるH・J・アイゼンクとD・H・B・ナイアスの共著「占星術――科学か迷信か」。

これは、占星術の信憑性を真面目に研究し反証している本。

占星術を生業にしようとしている者は、時々こういった本を読み、自らの立場や世間からの評価と真摯に向き合うことも大切だ。

最近、いろいろな人から占い師に入れ込んだタレントの末路についての話を聞かされる。

詳しくは知らないけど、昔からこの手の話は多いよね。

洗脳する側もされる側も同じ罪、同じエネルギーで成り立っていると思うが、やはり世間の見方はそうではないらしい。

ティルセミナーの時にも書いたけど、ティルが「日本は占星術ではなくフォーチュンテリングが主流だ」といったように、これは占い業界に限らず、日本の国民性にも由来すること。

だから、必定以上に凹むことはないけれど、今一度、自分たちの方法論と目的を見直すことは無駄にはならないだろう。

昨日生徒さんから、難しい質問が来たから読み方を教えてほしいと質問が来た。

6個の質問が書かれた紙を前に、私は「すべての質問に答える必要はない」と言った。

これは私の信条だ。

占い師さんによっては、客のニーズに応えるのが仕事だという人もいるけれど、いつもこのブログで書いているが、私はクライアントが自己責任で答えにたどりつけるよう導くのが仕事だと思っている。

すべてに答えが出せるほど人は全能ではないし、人の人生に責任も持てない。

親にパラサイトしている子供に「親が死んだら、あなたはどうやって生きていくの?」と言うように、人の自立心や選択の力を奪うことは、後々の弊害を考えたら罪深い行為となるだろう。

そんなこんなで、みなさんもこの機会に自分の目的や方向性を考えてみるといいかもしれない。