心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ホッとしたことがいくつか

ひとまずカイロン東京講座に参加してくれた方々、お疲れさまでした。

あー、ホッとした。

講座中も話ししたけれど、この1カ月、どうやって2講座で職業占星術を教えたらいいか、何か効率的な方法はないか、ずーっと悩んでいたのだ。

職業占星術を学び始めた当初、このメソッドの面白さを理解することができず、いつも「ブーブー」いいながら学習していた。

チェック項目も多いし、そのくせ具体的な職業までたどり着いた実感はないしで、「本当にこれ効果的な方法なの?」と疑惑の目を持ち続け、ちっとも良い生徒ではなかった。

目からうろこが落ちたのは、ちょうどサターンリターンに直面していた悩み深き女性のコンサルテーションで、実際的な手ごたえを感じた時だった。

彼女は、「その仕事は、大学時代から興味を持っていたんです。でも両親に反対されて、なんとなく諦めてしまったんです」と伝えてくれた。

または、今日も話題にあがった「政治家とかどうですか?」的な話も、この拡張プロセスメソッドを学習したから提示できたアドバイスだった。

つまり職業占星術は、あるターニングポイントを迎えた人たちには、とても大きな効果をもたらすということだ。

何か重要な岐路に立った時、誰かが背中を押してくれれば動くきっかけになり得るかもれない。

なぜならMC拡張プロセスに示された方向性は、自己のアイデンティティの支えとして、昔から持ち続けていた欲求だからだ。

でもね…

その面白さをたった2回で伝えるのは難しいからさ。

あっちの資料、こっちの本と、いろいろなところ(石塚氏の協力あり。ありがとうございました!)からつなぎ合わせて、ようやく出来上がったのが今日配った資料だ。

あー、本当にホッとした。

来月は、ガンガンチャート読みします。

みなさんも覚悟して、復習しておいてください。

で、もうひとつホッとしたことは、昨日書いたブログに良い反響をいくつかもらったこと。

あー、ホッとした。

メール、コメントしてくれた方、本当にありがとうございます!

ある生徒さんからは、

人や物や行為をイージーに一般化しない観察や判断があって、それぞれの個性が尊重された状態を考えるからこそ広範にある程度の返答(提案)ができる有効な技法だと感心します。だから奥深くてムズカシイです。

というメールをもらった。

一生懸命勉強してくれて、いつも本当にありがとう。

仲間からは、「nicoさんのブログ、ちょっとハードル高すぎる。あれでは、間口を狭めてしまう」と注意されることもあったりして、実際、あんまり評判が良くない。

でもさ、巷には「レンジでチン!」みたいなお手軽指南書がたくさん並んでるし、楽チン講座みたいなのもたくさんあるし、誤解を解くために、時々こうして言ってみてもいいかなと思ったりして。

でもブログをアップした後、すぐに知り合いにチェックしてもらったりなんかして、意外と小心者なところもあるんだよね。

でもまた、自虐ネタを披露しちゃうと思うけど。