心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ひとりひとりが自分に合った言葉を持っている それをどう擦り合わせるか

この2か月くらい、多忙をいいことにブログやニコプラネットの更新をさぼっている。

さぼってみると、どうだろう、あまりよい気分にはならない。

心のどこかにいつも「やらなきゃなー」があって、気になって仕方ない。

だからといって身体は一つだから、あれもこれもはできない。

鑑定と講座に集中しようと決めたら、それ以外はどうしても疎かになるが、でもその決心のおかげで、関係、講座、勉強会、研究会はいつも以上に実りが多かったように感じる。

 

今日も生徒さんにメールでお伝したが、最近、ようやく占星術の象徴と仲良くなれた気がしている。

仲良くなれたというのは、ちょっと違うかな。

講師業を12年集中してやってきて、ようやく「自分はぜんぜんわかってかなったことがわかった」というか、まだまだ学ぶ余地、理解する余地が果てしなくあり、もっと占星術を遊べるのかもしれないというワクワクした面白さを感じられるようになったという感じがしている。

 

だから、ここからまた新しいアプローチで占星術をとらえ直してみたいなと思っている。

みなさんもフレッシュな気持ちで学んでみてもらえたらうれしいです。

 

最近は、そういった意味で、何周回ってネイタルチャートの可能性に注目している。

心理占星術的分析(凹みを改善する)と職業占星術的分析(凸の成長を目指す)。

ここが表裏一体で面白い。

能力と弱点、その豊かな表現をネイタルチャートから見つけるのが楽しい。

 

そうそう、この前の勉強会、かなり面白かったですね。

本当はすぐにでもお知らせしたかったのですが、経済学の教授も参加してくれて、「今の時代をどう言葉で伝えるか」というのを活発に議論することができました。

 

ひとりひとりが自分に合った言葉を持っている。

それが最近の私の楽しい気づきのひとつ。

言葉を交わせば、齟齬もあれば誤解もある。

同じことを言おうとしても、ちょっと視点がずれただけで、また意味合いが変わってくる。

親しい人同士なら「まあいっか」となるが、これが企業や国同士だとそうもいかない。

 

お互いの曖昧さをどう解消するか。

意味を寄せてすり合わせていくか。

勉強会や研究会は、そういったことも考える機会になって、最近は本当に楽しいですね。

 

Mさんから、こんなコメントをいただきました。

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週の勉強会では、象徴の言語化もそうですが、「分解」の大事さを確認しました。

いきなり全体像をつかもうとして、慌てるとアウトプットが困難になるのですが

私の場合はまずはパーツパーツを認識し、提案することが必要だなと。

「ひとつひとつ、証拠やヒントを積み重ねる、ロゴブロック」のイメージです。

先に目を引くカラーロゴ(結論)やクライアントさんが欲しいロゴ(意識化されていない癒しや目的……の欠片)を渡していく。

ちょっとズレた感想かもしれませんが、皆さんの話を聞く中で、カウンセリングの仕方を再確認できましたので、印象的な勉強会でした。

ふと我に返ると、だいぶ高度なことを皆さん勉強しているんだと驚いて、本当に充分よくやっているよ〜!なんて感じます😂

 

だから皆さん胸を張っていいんだと思います。完結しないで、探し続けるその姿勢が素晴らしくて、もっともっとご自身で肯定されていいことなのだなぁと。

今の時代も、人類はだいぶ高度なこと(精神性や情報リテラシー)を求められていますね。凄いことなのだと思います。

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皆さん、胸を張っていいんだと思います。

そうです!そうです!

しかもそれを使って、よりよいかたちで社会に役立てようとしているなんて、それなりに立派な志ではないですか!

私もその扱いの難しさに、凹むこともありますが、皆さんと共に進んでいければ、面白いことできると思っています。

 

ほんとは全編みてほしいのですが、つびーがダイジェスト版を編集してくれたので、興味ある方はぜひこちらを見てみてね。

 

 

ということで皆さん、引き続き心理占星術の世界を育てていきましょう!

 

nico