心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

水星逆行記載ミス「だから予感よ、思考の力の代わりに力強く働け」

もうすでにお気づきの方もいたかもしれませんが、火星シートに今回の水星逆行が載っていませんよ!という指摘がありました。

なんと!水星逆行っぽい!

私がまったく水星逆行に注目していないもので、つい見逃してしまいました。

一応、お知らせです。

3月23日から4月15日まで、水星は見かけの逆行運動中です。

火星シートユーザーの皆様、大変失礼しました!

もはや天気予報並みに一般化されたと言われている水星逆行予報(←生徒さん情報)。

過去のブログにも水星逆行について、いろいろ書いたりもしてみましたが…

すみません…この仕事を生業にしていてなんですが…

水星逆行、正直言ってどうでもよかったりして…

たとえば、2015/2/11のブログとか

トランジット図には、時代を生きる個人のこころが反映されている

ここには、こんなことを書いた。

なので、水星の逆行により、個人に何が起こっているかを理解するには、以下のような質問が有効かもしれない。

水星逆行は、あなたの何を通常よりも難しくさせていると感じますか?

水星逆行によって、通常よりもどのようなことが敏感に感じられますか?

水星に関して、何かコンプレックや苦手意識を感じることはありますか?

または、2015/5/20のブログとか。

「前に進むばかりがいいわけじゃない 水星逆行について」

または、2016/5/16のブログでは、水星逆行期にシュタイナーの詩を紹介し、こんなコメントを書いている。

だから予感よ、現れよ

そして 感覚の仮象の中で

自分を失いかけている

思考の力の代わりに 力強く働け

水星がうまく働かないなら、思考を手放し、感性を働かせばいい。

あまり考えすぎず、スケジュールも詰め込まず、ぼんやり予感に身を任せてみるといいかもよ―――

いちおう、それらしく書いてはみたけれど、そうね、ホラリー&コンサルテーションチャートの分析の時以外、水星の逆行をとりわけピックアップすることはなくなっているかもしれない。

けれど、最後に紹介した、「だから予感よ、思考の力の代わりに力強く働け」が最近の一番の水星のお気に入りの解釈かもしれないですね。

水星過剰な時代に、水星逆行はむしろウエルカム。

水星なんてちゃんと働かなくていいじゃないか。

火や水エレメントのサイン(今は火エレメント)を運行しているときなんて、別に双子座や乙女座のように働いてくれなくていい。

電車の遅延したら大騒ぎせず、サバイバル能力と直感を生かせばいいし、電化製品が壊れたら、道具に頼らない感性を磨けばいい。

コミュニケーションの障害なんて、何よりも大歓迎。

いつも相手に気を遣い過ぎてヘトヘトなのよ。

だから、こんな時こそ気を遣わない。

なんで牡羊座の時に、コミュニケーションに注力しなくちゃならないわけ?

磨くべきは、瞬時に必要なものに手を伸ばす能力。

そこを磨く訓練をすればいい。

ということで、今夜の勉強会は、「ホロスコープを早読みする」をやります。

牡羊座の能力の訓練。

それを水星逆行時は積極的にやっていきましょう。

そういえば、札幌のタロット講座では、「今回、講座受けてソードが怖くなくなった!」という声を聴かせてもらったけれど、水星=ソードは、環境を生きる道具。

ちゃんとそれにふさわしい使い方を学べば怖いものではない。

ただし、水星=ソードは、いつだって個人を消耗させるものではあるけど。

ということで、水星逆行。

みんなの牡羊座的技術開発に期待してます!