心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

射手座イングレスチャートを検証 水際対策、検疫と12ハウス

12/22のニコプラネットで太陽・射手座のイングレスチャートを開設した際、12ハウスの強調をこのように読んだ。

 

2021射手座イングレスチャート

 

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 マンデン占星術では6-12ハウスを防衛力の部屋と読む。つまり、柔軟サイン=魚座の部屋である12ハウスは個人/企業/国の「隙」「脆弱性」が露になる場所であり、また「脅威インテリジェンス」=自分にとって脅威となる情報を検知し、それを蓄積、活用するということ、弱さゆえの知性と考えることができる。

 こういった弱さ、未解決な問題を解決しておくことができれば、ある意味「備えあれば憂いなし」、予測不可能な状況に対しても適切に対処できるようになるということだ(先日11/21にも東京都で大規模な防災訓練があった)。そういった準備を経て、私たちは1ハウスへと旅立つことができるということになる。

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というように書いたが、これがオミクロン株のこととは、この時はイメージできなかったが、なるほど12ハウスを「水際対策」「検疫」と読むのは、今思えばかなりしっくりくる。

 

水エレメント・魚座の医療占星術的象徴のひとつに、私は、ウイルスや細菌などの外敵を防ぐ免疫に関係する白血球の一種であるリンパ球、リンパ液を上げているが、まあ、つまり魚座=12ハウスは身体の検疫機関のひとつだと考えられるということになる。

外部からやってきた異物に対し、どう対処するか。

身体も国家もやっていることは同じということになるが、いずれにしても「防衛対策」をしていないと、突然の攻撃に太刀打ちできない。

 

特に脆弱な場所、部位に一番打撃を受けるというのは、菅政権で体験したとおりだし、身体でも弱点が歯や骨に出る人、内臓に出る人、精神、心に出る人と様々だ。

 

問題になりそうだと思ったら早めに対策を練ること。

弱い部分を鍛えておくこと。

 

太陽柔軟サインの季節は環境調和、このように来る次の季節、次のステージに対する準備をする時期だと考えておくといい。

 

皆さんも〇〇しておかなくちゃという予感があったら、「備えあれば患いなし」すかさず対応策を練っておくといい。

金銭的なこと、体調、体調でもどこの部分なのか、対人関係での不安が弱点になっていたらその対処を早めにするなど、その人なりの弱点が、何かしら目についているはずだ。

 

今回、9ハウス、12ハウスの環境適応のケーデントハウスのカスプの支配星に力があるので、このような早い対応に迎えたのだろう(また、3ハウス、6ハウスの経験を経ての対応なのかもしれない)。

 

ということで、私も自分の弱点を把握し、射手座の季節の1か月(今回の水際対策もひとまず30日程度と言っている)、自分自身の水際対策をしっかり行いたいと思う。