心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

象徴には正解がないからこそ、読み手の人生観や価値観が否が応でも反映してしまう だからこそ自分のリーディングの偏りを知り…

週末は、すべての講座が充実していて、あらゆる瞬間を楽しむことができました。

子育て研究会、タロットマスタークラスの検証会、実践読み講座の相互鑑定、コンサルテーションチャート講座と受講生の皆さんからの声をたくさん聴き、たくさん学ばせてもらうこともできました。実践読み講座の相互鑑定でみなさんがふーふーやっている最中にも、人が集まるところには、学びや気づきの機会というのがあちこちに転がっているものなのだなと、勝手にワクワクしたりしてました。

 

相互鑑定の感想です。

参加していない方が読んでもチンプンカンプンだと思いますが、こんなふうにいろいろなことを学んでくれるのだという例としてご紹介。

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自分のホロスコープをしっかりここまで見てもらったことも初めてで、今さらですが占星術の奥深さを実感しました。
Tさんをどうしたらウェルビーイングに近づけられるのか、結局わからないまま勢いで臨んでしまったのですが、構造理解からここまで引き出せるものなのかということに感動しています。
見えたそのままでなく、裏側の「支配星」から見出すことというのは、その人の「気配」から(若い子たちの表現だと「概念」?)から想像するということなのかなと。
これはしばらくハマりそうです。
 
グチャグチャな私の心の中が片付いた感じで、よほど嬉しかったのか思わず部屋を大掃除してしまいました!
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象徴から質問が生まれることで、自分ではピックアップしてこなかった体験やエピソードが自分の物語に新たに浮上する体験が衝撃でした。こういうのも、ズレのひとつなのでしょうか。考えたことがなかった視点からのアプローチが盛りだくさんでした

5天体を使うというのがどういうことなのか、自分が使えてなかった(ネガティブな使い方になっていた)部分と使えていた部分が自分の体験と照らし合わせて見えたことで、やっとちょっとわかった気がします。

同じ象徴でも個人によって大きな違いがあり、その個人の現実に合わせて読むことの大切さと、象徴を幅広く読むためには自分の経験と知識とそれらに基づいた言葉のバリエーションが必要なことも身に沁みました。

私の録画を目で見るのは恥ずかしくて怖いですが、火星天秤座期なので、音声に耳を傾けるだけでなく、自分の絵面もしっかり見ようと思います!
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Aさん、Tさん、ありがとうございます。
週末の一連の講座を通して思うのは、象徴には正解がないからこそ、読み手の人生観や価値観が否が応でも反映してしまうものなのだということ。だからこそ、自分のリーディングの偏りを知り、多様な視点を学ぶ必要がある。そのためには、他者の言葉に耳を傾けるのが一番大事なレッスンになる。
そして、象徴理解に奥行きが生まれることで、何ができるようになるかというと、チャートのリーディングに足し算や引き算を持ち込むことができるようになるということです。
どういうことかというと、たとえばチャートの持ち主が自分とは違う人生観や価値観をもっていた場合、全力で象徴を読み切っても相手に伝わらないことがある。時には引き算をして、伝える情報を半分にすることもできるし、人によってはいつも以上に言葉を足す必要もある。
そういった力加減ができるようになると、現場での相互の理解が深まりやすくなるのです。
今日のコンサルテーションチャート講座でもそんな話をしましたが、次回のクラスでは、引き算足し算の練習もしてみたいですね。
 
今、私の中にはたくさんの方の物語、生きた象徴がギューッと詰まっています。
 
子育て研究会での「神様を育てる」「子育てこそ自己啓発」といった感動的なエピソード。
タロットマスタークラスの検証会での8ハウスー9ハウスの葛藤の物語。
実践読み講座の相互鑑定でのコンジャンクション=代名詞に至るまでの物語、また新聞の編集長をやっていた水星期、金星期の活躍。
コンサルテーションチャート講座での「答えは自分の中にある」という解釈。
 
皆さんの声、言葉、生きた物語、生きられなかった物語、まだまだ解消できていないものもありますが、今日は、そんな皆さんの語りを胸にゆっくり休もうと思います。
 
受講生の皆さん、週末は本当におつかれさまでした。
また、楽しい学びの時間を過ごしましょう。