自分で言うのもなんだけど、日々まあまあ骨が折れる仕事をしている。
人の人生に触れる技術や考え方を学ぶということは、おそらく一生かかるものだと思うけど、それを一定期間で教えるなんて無理がある、だから骨が折れる。
そんな自分の未熟さと無謀さとに向き合い続けることは楽しいけれど、やはり骨が折れる。
自分の信じた技術や考え方は時代が変われば通用しないこともある、だから時代に取り残されないように必死に食らいついて、学び続けていかなればならない、これも骨が折れる。
戦争とか政治の腐敗とか、そういったニュースにイライラしたり、プライベートでつらいことが起こったりすると心が乱れる、心を扱う仕事をしていると、心が乱れると仕事がやりづらくて骨が折れる。
けれど、心を扱う仕事をしているからこそ、心の状態に敏感でもある。
自分の心のコンディションが乱れていると、ろくな仕事ができないのがわかっているので、なるべくいい状態を保つ努力を長年やってきたから、心をどう保つとそれなりのクオリティで仕事ができるのか、手応えとしてわかる。
コロナ以降、様々なメディアでおうち時間とか、わたし時間とか、少なく暮らすとか、のんびり暮らそうみたいな文言を目にすることが圧倒的に多くなったけれど、私の実感では、そんなにハッピーな人が増えたようには感じない。
最近、生徒さんが「闇落ち」という言葉を使っていたけれど、実際、「闇落ち」している人が増えているように思う。やはりインスタ的な評価価値の時代というのが大きいかな、それともろくな大人がおらず年を取ることを憂うしかないからかな、それとも単純に日本円が弱いせいで未来の展望が暗いからか…
いずれにしても、出遅れた30年をいきなり取り戻すことはできないわけで、岸田さんが今日明日に夢のような策を提示してくることはないだろう。自分たちの身の安全、心の安全はある程度自分で守らないとな。そう心に決めれば、ある程度の覚悟はできるかもしれない。
では、心の安全とは何だ？
ということで今月の子育て研究会は、「月」をテーマに取り上げます。
今回テーマとするのは、お子さんの月ではなくお母さんの月の状態について。
ここ最近、講座や勉強会、研究会等で取り上げている「月の扱いの難しさ」についてのお話。
月は、太陽を中心とした個人天体・ ５天体がそれぞれに満たされた状態であってこそ充足感を得られる というもの。ですが、月だけを満そうとすると、 いつまでたっても満足感を得ることができず、 身近な人に満たしてもうらおうとやっきになったり、 場当たり的に満足感を得ようとし、逆に欲求不満が募ってしまうこ ともあります。
天秤座の月は、
人から「あなたがいるとその場が明るくなる」 と言われるような私でいたい
魚座の月は、
人から「よく気がつく、優しくいい人」 と言われるような私でいたい
このように他者を巻き込むことでしか自分の欲望を満たすことがで きないとしたらどうでしょうか。
特に、母親のニーズを満たそうとする子どもにとって、 どのような弊害が起こるのでしょうか。
月の欲望は無自覚のままでいると、 周囲にも負担をかけることになります。
今回は、自分の月の癖を見直す機会を持ち、 家族や周囲の人たちに対して過剰なエネルギーを注いでいないか、 見直してみるのはどうでしょうか。
参加者同士で、月の理解を深めていきましょう。
また、現在、火星は蠍座後半を進行中！
バイアコンバスタ（変容の道）と呼ばれる時期も終わりを迎え、射手座に向けた準備のときです。
お子さんの心の状態や振る舞いについて、気になる変化を皆さんで検証してみましょう。
◆◆ 開催概要 ◆◆
心理占星術子育て研究会：第27回
日時： 2023/11/10（金）10:00～12:00
金額： 2,200円
内容：
●「月の欲望をどうコントロールするか」～空回りしやすいエネルギーを調整する
家族や周囲に満たされたいという思いを調整するには
●火星サイクルと子育て
火星サイクルも８番目のサイン、蠍座まで進んできました。
バイアコンバスタという難しい時期を潜り抜け、射手座へ向かう前の準備の段階です。
次の火星サイクルへ向けた新しい取り組みも考えてみましょう。
☟こんな方におススメです☟
・子育ての悩みをシェアできる相手がいない
・子育てにホロスコープを活用したい
・お子さんとの相性が気になる
・お子さんのネガティブな面ばかり見てしまう
・お子さん、ご主人との関係性に悩みがある
・鑑定の現場で役立てたい方
・ホロスコープ読みを学んでいる方
・心理占星術を体験してみたい方
