9/8(日)の職業占星術のクラスでは、2人の大統領選候補者トランプとハリスのチャートを分析したわけですが、みんな「政治には興味ないなー」と言いつつ、なかなか興味を持って学んでくれたよう。なぜならそれは、「政治的能力」というのは集団で生きる上での非常に高いスキルなので、誰でも身につけておくと損はないということになるでしょうか。
クラスの最初に「政治的能力はつぶしがきく」という言い方をしたときには、皆さん、意味がわからないという様子でしたが、分析が終わる頃には「わたしも使っているかも」なんてコメントもありましたね。
しかし、ハリス候補の水星力たるや!「かならず次の討論会でこの能力が発揮されるー」なんて話していたら、9月10日夜の討論会では、見事に初の対決をやり遂げたように見えました。水星力は、政治力にとって欠かせない要素でもありますね。
そういった分析をするのは学びとしては興味深いものがありますが…
緊張感がまったくみられない日本の2つの代表選のせいで、私自身はすっかり政治不信。しかし、ここで絶望し、思考停止してしまったら日本の未来を前向きに考えられなくなってしまうので、それを避けるためにも、9/22(日)の生き方働き方研究会での自民党総裁戦の行方――小泉進次郎、石破茂、高市早苗のチャート分析、そして9/24(火)月イチ勉強会・秋分の巻は、なんとかやり遂げようと思っているところです。
そんな憂いも込めて、以下の記事を書きました。こちらを下書きにして、22日の生き方働き方研究会、24日の秋分読みを行っていく予定です。
月イチ勉強会では時期読み強化年間として、2024春分から四季図、太陽イングレチャート、また主要な天体の体験を言語化するというのを続けています。これがなかなか充実してきたしたね。皆さん、天体の運行を内的体験として、日々のエピソードへと落とし込めるようになってきましたし、時期読みの面白さが増し増しになってきましたねー
時期読み研究会も始まり、三重円を心理占星術の現場=オルタナティブストーリと結びつける面白さも実感できるようになったようですし、こんなふうにみんなと道具の面白さを育てていけるのは、私にとって本当に幸せなことです。
ということで、9/24 (火)は月イチ勉強会「恒例の秋分図読み&転機としての三重円読み」をやります。
春分の前日、3月19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策解除、17年ぶりの利上げ決定を発表したことから、この一年は金融政策が大きく動くかもしれない、そんな予測を立て、木星のサイクル、植田総裁のチャートを参考にしながら日銀の対応を見守ってきました。この半年でまさに円高が進み、物価高も落ち着くのではという見通しもありましたが、アメリカが利下げを決めてからの流れはどうか。
先日、9月の金融政策決定会合では、輸出企業からの圧力があるのか、政局もどうなるかわからない中、うかつにものを言えない植田総裁の慎重な姿が印象的でした。
とにかくこの一年は「失われた30年」に向き合わざるを得ない年になるだろう、底なしの政治不信、また大企業しか幸せにならない金融政策にメスを入れる流れが起こるだろうと考えたわけです。それが春分、夏至での月イチ勉強会の話となりました。
一応想定しているのは、
失われた30年をどう乗り越え、限りなく不透明な時代をどう希望を持って生きるか
乙女座イングレスチャート、蟹座火星、山羊座冥王星からの秋分図は、なかなかインパクトのある流れなので、この流れの意図を考えるところからやってみましょう。
そして後半は、黒柳徹子がトモエ学園に入学したときの三重円を読みましょう。本当は子育て研究会で読んでみようとしたのですが、それはなぜなら、子供の転機というのはこのような表示で示され、これが子供にとってポジティブな意味として変換されるというのはどういうことなのか、それを考えるのは占星術の現場においてはとても重要だと思ったからです。
ということで、9/24(火)も時期から個人/社会の心理や未来を考えるというのをやります。きっとたくさんのことを考え、学ぶことができる時間になると思うので、ぜひ皆さん一緒に秋からの3か月を考えていきましょう!
【心理占星術 月イチ勉強会】
2023年秋分図読み、秋分は「転」の季節!
日 時: 9/24(火)10:00~12:30
参加費: 3,300円
内容
第1部 希望を持って未来を語ろう!春分からの前半を振り返りながら、秋分図以降の流れを考える
蟹座のASCのテーマをどう未来へとつなげていくか、
今、本当にやらないといけないことは何なのか?
失われた30年をどう取り戻すか?
秋の「転」をどう考えるか?
個人にとっての秋分の季節をどう過ごせばいいの?
※内容に変更あり
第2部 黒柳徹子のトモエ学園入学の三重円から考える子供にとっての転機とは?
※2時間を予定していますが、当日の進行により30~60分延長になる場合があります。
※受講生以外のはじめての方もご参加いただけます