総裁選、また総裁選以降、日本の分断を改めて目の当たりにして少なからずショックを受けた。地方と中央、過激な保守と穏健な中道がこんなにも票を分けるとは!わかっているようでわかっていないことが本当に多い。毎日ちゃんと目を見開いてないと、見えるものも見えなくなりそうだ。
つびーが月イチ勉強会の追加記事をまとめてくれたのでこちらもぜひ。
土曜日の「心理タロット秋分の巻」クラス、参加者の皆さまおつかれさまでした!
心理タロット勉強会は定期的に行って久しいですが、研究テーマをしっかり決め、毎月コツコツ読み進めていくと、いろいろなことが見えてくるものですね。
このブログでも度々話題にしていますが、今のムードを読むには、太陽イングレスチャートとタロットの組み合わせは無敵ですね。ひとつ、ふたつのケースではわからないかもしれませんが、いくつものケースを続けてみていくと、明らかにその時期の特徴が表れてくるものです。
今回の大きな収穫は「天秤座の季節とはなんぞや」です。秋の最初の活動サインであり、風エレメントであり、7番目のサインであり、支配星は金星である。7の数字を持つタロットカードは戦車である。戦車のカードには、凛々しい姿の青年と共に白と黒のスフィンクスが描かれ、二頭立ての馬車の天蓋には星の絵柄が散りばめられている。
このように天秤座を支えている構造を羅列すると見えてくるものがありますね。
どう見られたいか、どういう姿を見せたいかという理想=欲望と共に、その理想=欲望が過剰さをあらわしたとき、どのように自分の中の白と黒のスフィンクスのバランスを取っていくかが問題になる。自分の中のスフィンクスのコントロールがうまくいかないと戦車は前に走ってくれない。
今回、深く理解したのは、理想=欲望とはその人独自の個性=特異性であるということ。まずはその個性を理解することが大事であること。そのうえで、どのようなバランスが有効かをスプレッド全体の構造から導き出していくこと。
この謎解きのようなリーディングが私たちの腕の見せ所となる。
心理タロットのリーディングの良さは「受容と小さな前進」にある。スプレッドには、その人の長所と短所が紙一重のように描かれている。まずは長所を受容し、一旦、その人の中で受け止めてもらう。その後、小さな前進のポイントを探っていく。
そして、今回のこの天秤座期で、個人の個性が生き生きと描き出されているのを見て本当に驚いた。これが金星を支配星に持つ天秤座期の特徴なのだ。ということはつまり、この時期は、国でも、党でも、個人でも、それぞれの個性が明らかになる時期であるということ。そのうえでさらに前進していくためには、一旦、自分の個性を客観的に見直し、何かしらのバランスを取る必要があるということになる。
そのバランスのとり方は、以下の記事に書いた羽生善治氏の言葉が役に立つだろう。
皆さんのスプレッドを見てうずうずしたので、遅ればせながら、わたしとつびーもやってみました。心理タロット勉強会に出席の皆さん。二人の個性、ちょっとの前進の方向は読めますか?
さてさて、どのように読めるでしょうか。
他に読んでほしい!という方がいましたら、ぜひnicoにご一報を。モニターさんとして読ませてもらえたら、クラスの皆さんの勉強にもなりますので。
では皆さん、次回の心理タロット勉強会でお会いしましょう!
あ、ちなみにマスタークラスもそろそろ再開する予定です。