心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【火星サイクル手帳】フリートーク会2回目を終えて 「波長合わせ」ではない対話とは 自分と相手を信じ、委ねたり、受け入れたりして…

10/1から蟹座火星は15度~20度(蟹座・陰のターム)へと入りました。第2ステージ最初の蟹座期がちょうど半分が経ちましたが、世の中もいろいろ動いていますね。蟹座火星に対して、いつも「ムードスウィングする」という言葉を使って表現しますが、ムードも為替も日経平均もスウィングして、多くの人をヤキモキさせているようです。

みなさんのムードはどうですか?積極的に心の揺れることを体験できていますか?揺れを恐れず、新しいチャレンジができているでしょうか。

 

蟹座期における蟹座のタームということで、これからのタームは、ぜひ注意深く自分の状態を観察してみてください。自分の心がリラックスできたとき、楽しい気分になったとき、くつろいでいるようす、集中できているとき、自分の好きな自分の状態がどういうときなのかを見逃さないように。

そういった時間を少しでも長く過ごせるように自分が整えられたらいいですね。

 

10/1~/10までが蟹座のタームになります。ぜひ丁寧に観察してみて

9/28に行ったフリートーク会とは、まさに蟹座的チャレンジなのかもしれません。

今回は、この火星サイクルをどう過ごしていきたいか、2年を通して目指したい目標を皆さんに質問しました。

 

「自分はこうなりたい」という希望や願望は、これまでも皆さんそれぞれに頭に思い描いたり、自分なりに書き出したりしてきたかもしれません。しかし、いざ声に出してみると、「あれ?わたし、こんなことを想っていたんだー」など、自分でも思いがけない言葉が出てくることがあります。

また聞き届けてくれる人の前で発表するというのは、何か特別な体験なのかもしれませんし、また人の発表によって感化するということもあります。とにかくユニークな体験なのです。

 

そういった体験を引き出すためには、今期の蟹座第1期のテキスト「波長合わせをやめ、まずは自分を大切に」にもあるように、安易に人に同調したり、自分を抑え込みすぎてしまうと、自分だけではなく、対峙している人も輪郭がぼやけていってしまうかもしれない、だから時には流れに逆らって泳いでみることが大事になるということです。

 

今回のフリートーク会では、まさに一人一人が独自の存在として自分の言葉で自分を明らかにしてくれていた、そんな気がしました。

フリートーク会のサブリーダーの紅谷さんから、このような感想をいただきました。

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今回、同じ火星サイクル手帳をもとに集う皆さまが、考えていることは、本当にバラエティー豊かだなと感じました。
ひとりひとりの世界は、実はかなり違うのに、通常、人が集まると、波長合わせをして、自分の考えや世界を自分の外にはなかな出してこないだけなんじゃないか、という印象を新たにしました。
 
人と合わせられるところだけを出してきているのが常で、一歩踏み込むと、自分が考えていることと、他人が考えていることはあたり前に差異があるもので、「普通」とよばれているものなんて、実はなくて、その時に他人に合わせているか、そうでない自分の想いなのかの違いでしかないのかなということを、考えていました。
そういう意味で、他人に合わせない、自分の考えが、それぞれの言葉で、出て来るのは、やはり本当に面白さや、新鮮さがありましたね!

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本当にそうですね。人はそれぞれにユニークな世界を内面に持っているはずなのに、波長を合わせることに一所懸命で、なかなかそのユニークさが前に出てこない。けれど、今回のフリートーク会は、そういった覆いのようなものが取り除かれ、それぞれの姿が垣間見れたようで、何かとても新鮮な空気を感じました。

 

Nさんからは以下のような素敵な感想をいただきました。

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口下手ゆえにあのような場で支離滅裂になってしまうことを恐れているので、元々自分の目標はもっとさらっと発表しようと思っていました。でも運営の皆さんが最初に深い自己開示をしてくださったおかげで、わたしももっと自分のことを語ってみようかな?という気持ちになれました。
 
結果的に支離滅裂にはなってしまいましたが(笑)、あらかじめ用意してこなかった言葉(「ワクワクする瞬間を作っていきたい」)が出てきて自分でも驚きました。
この日はたまたまT木星がN木星にほぼほぼジャストなリターンを迎えていたのですが、今後の12年間の目標を塗り替えていくはずなのに自分でしっくりくる言葉がまだ見つかっておらず…。
なので、ありきたりで漠然とした言葉でも、今の自分にしっくりくる言葉が出てきて嬉しかったです。
独りで練った方が言葉が出てくるタイプだと思っていたのですが、独りでは出てこない言葉もあるのだと感じました。ちょうど皆さんの前でProfessすることができたのも良かったです(終わってからジャストなリターンだったのだと気がついて、こちらも驚きました)。
 
語る言葉が人の心に響くかどうかは話の上手い下手ではなく、自分の言葉で話しているかどうかなのだなという発見があったのも収穫でした。話すことに対する苦手意識は依然としてありますが、恐れずに自分の言葉で伝えてみることをやっていきたいと思えました。
 
今後どんな会になっていくのか?私の中で未知な部分も大きいですが、定期的に参加してみたいと思っています。

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まさにフリートーク会の目指すところですね。

このフリートーク会は、火星サイクル手帳ユーザーさん同士が集まり、火星サイクルを進んでいく間に感じる、つまづきや不安、だめだめな自分をみんなでシェアしながら、なんとかサイクルを完走することを目標に集まっています。

 

会の最後にもお伝えしましたが、「心折れそう」みたいな気分になったときこそ、そのような気分をシェアしてほしい。その時々で言うことが変わっても全然大丈夫。言葉に責任を持たせようと気張らなくてもOK。

状況に安心して身を任せ、自分と相手を信じ、委ねたり、受け入れたりしていくなかで、自分の中に弾力のある心が育っていくかもしれません。

 

次回は、10/26(土)を予定しています。ぜひ、ご参加ください。