心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【月イチ勉強会】明日6/20(火)第1部:夏至図読み 自分を知り、他者を知り、世界を知る 第2部:相談内容から象徴をつかみ、対話を組み立てる

ひさしぶりのブログ、ようやく書けてうれしいなー

みなさん、お元気ですか?

 

時期読みパーフェクトマスター講座での難しくも充実した課題のこと、心理タロットマスタークラスの週末特訓コースのこと、ボタニカル占星術研究会の新しい挑戦とこれからのことなどなど、日々の講座や研究会のこと、あれもこれも書きたいこと満載なので、これからぼちぼちブログを再開させよう。

皆さんから日々感想をいただいているので、そのような声も少しずつ紹介させてください。

 

さっそく、明日の月イチ勉強会のお知らせから。

明日は、恒例の夏至図読みになります。

上にも書いたように、今、時期読みパーフェクトマスター講座というのを開催しているのですが、私自身、もっとも勉強になっている講座で、変な言い方ですが、回を重ねるごとにどんどんごまかしがきかなくなってきたというか、今までやっていた時期読み(トランジット読み)がどれだけいい加減なものだったのかというのがようやくわかってきたというか…

木星のトランジットが来たら幸運、

冥王星が来たら思い通りにならない体験、

魚座は膿出し、

みたいに、ただ象徴の語彙を並べ立てるだけだったものを、実際の事象の背景にある意味を考えながらやってみると、これが本当に勉強になるというか、「あーだから、今なのか、今必要だったのか」という深い納得がある。

 

しかし、トランジットを考えるというのは本当に難しい。その難しさのひとつに、そのトランジットを体験するのは誰にとっても初めてであるということ、よって仮定でしか象徴を語ることができないことにある。

だからこそ、このようにみんなで思考の過程を共有しながら、象徴の意味を仮固定していくというのは、非常に有意義な時間なのではないかと思っている。
 
そこで、もはや開き直って、徹底的に時間をかけて、象徴をしっかり考えてみようじゃないかと思っているところなのだが(この結論に至るまで、みんなからたくさんの意見、感想をもらったわけだけど)、5月の時期読みパーフェクトマスター講座の課題はこんなだった。

 

ジェンダー問題と魚座土星の関係を自分なりに論じてみる
②日韓と魚座土星の関係を自分なりに論じてみる
③アフターコロナと魚座土星の関係を自分なりに論じてみる
④自分の興味のあるものと関連付けて、魚座土星を論じてみる
 
私にとっての意識の変化があったのが、この課題だった。
大きなくくりでは、物事はつながっているし、起こることには何かしらの意味がある、正解はないかもしれないけれど、仮固定された認識を共有することで、むしろ自由に意味を利用することもでき、またこれまで以上に自分を知り、他者を知り、世界を知ることができるようになるのではないか、そんな期待もある。
 
私としては、さらにこの辺を研究していきたいところだけど…みなさんはついてきてくれるかなー
 
でもね、土星、すごく大事な天体だということが本当にわかりましたよ。
前回の季節図読みでもインクリメンタリズムの話をしましたが、上記の課題から導き出された土星(いずれここに天王星も加えて考えたい)の解釈というのもあり、今、私の中でもっとも旬の天体であり、人生の大切な伴走者という意識が大いに目覚めている。
 
ということで、この成果を明日の勉強会ではお伝えしたいと思っています。
魚座土星をどう考えるか、ではなく、土星のサイクルをどう締めくくり、どう次のスタートの意識をつくっていくか、その意味として、今回の夏至図は重要な意味があるだろうということになります。
 
あー土星、ずっとこの研究だけやっていたいくらい好き。
つい最近も天文ニュースになっていましたね。土星の衛星の1つである「エンセラダス」の海において、生命に必須の元素であるリンが、地球の海水の数千から数万倍という高濃度で濃集しているという話。エンセラダスは内部に地下海を持ち、生命を育む熱水噴出孔や複雑な有機物も存在しているとことですから、土星、キテると思いますので、明日の勉強会は、前回に引き続き、魚座土星の話から始めましょう。
 

2005年7月14日に撮影されたエンケラドゥス NASA/JPL/Space Science Institute
そして、第2部は、前回に引き続き、「チャートを使わずに、相談内容から象徴をつかみ、対話を組み立てる」というのをやりましょう。
 
昨日、Bさんが「昔の動画でnico先生が、占星術の構造を使って、チャートを使わないで相談に乗る方法というのをやっているのを見つけた」と言っていましたが、そうです、あの話です。
これは2012年の映像ですね。もうかなり前から同じようなことやってますね(38分くらいから私の話ははじまります)。
 
あれはエレメントの構造を使っていますが、今回は補完関係やモダリティ、パースペクティブといっ構造も利用してみましょう。
この力がつくと、鑑定しているときも、相手の質問の意味、うまく話せていること、話せてないことが理解できたり(フロイトの言い間違えみたいな、ホロスコープの構造のどこに、そういった抜け落ちたところがあるのかというようなこと)、現場における重要な技術だと私自身思っています。
 
いつも四季図に時間がかかってしまうのであまり時間がないかもしれませんが、今回もスクールカウンセラーのNさんからいただいた「よくある質問」をもとに構造を考える練習をしていきましょう。
 
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  月 イ チ 勉 強 会
 
   6/20(火)10:00~
   2023年夏至図読み
教育の現場における心理占星術
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第一部:夏至図リーディング
第二部:相談内容から象徴をつかみ、対話を組み立てる
 
参加費: 3,300円
ライブ受講、録画受講をお選びください。
 
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