心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

火星サイクル乙女座期もあとわずか どのくらい自己理解は進んだ?自分を取り巻く世界とどのように調和できているか?

猛暑やら台風やら、何かと調整が難しい時期が続いていますね。東京も猛烈な雨が降ったりやんだりしていますが、皆さんの地域はいかがでしょうか。

昨日、沖縄の生徒さんがこんなメールをくれました。

「沖縄は台風の被害がすごくて、台風はとっくに通過したんですけど、生鮮食品がいまだに調達しにくくて。スーパーのオープン時間に行くと長蛇の列とか見たことない光景で「我先に〜」みたいな人たちもいてびっくりします」

 

こういうのが乙女座期の火星の物語の一つなのかもしれませんね。

環境の変化に対し、「わたし」はどう調和していくのか。

猛暑も台風の影響も自分自身の力ではどうすることもできない。この無力感と共に現実をどう受容し、どう自分なりに工夫し、調整を行っていくか。

そのためには、まず現実をそのまま受け入れる柔軟性、見方をちょっとずらすユーモア、「ありもの=I have」をうまく利用する知性も必要でしょうか。

 

どう頑張っても、ないものはない。

では、今この現実で何ができるのだろう。

 

寝苦しい夜に何度も寝返りを打つように、乙女座火星期の間にあっちにこっちにゴロゴロと転がりながら、自分のもっとも快適に過ごせる状態=Beを見つける。

暑いけど、時間ないけど、お金ないけど、このやり方なら、今の私をそこそこ、まあまあいい感じの状態に調和できそうだ。

そんなBe=陰を見つけることができたでしょうか。

 

過酷な環境の中でこそ、自分を平常心=等身大=ありのままに維持できたらしめたものです。

獅子座・太陽――乙女座・水星は補完関係なので、あらゆる環境に対応できる能力があれば、太陽も常によいパフォーマンスを披露することができるということなわけで、火星・乙女座期が重要な時期というものよくわかります。

 

火星サイクル乙女座期も終盤、今は残りの10度を運行中です。

この期間にやってみたいことは、どんなに物理的に難しい状況やってきても、たとえば体調不良とか時間がないといった物理的条件とか、人間関係といった難しい状況とか、そういったものが思い通りに行かないとき、なんとか環境と折り合いをつけるためにはどうしたらいいのか、どうできて、どうできなかったのか、それをこの2週間くらいの間に見直してみてほしいのです。

 


私もさっそくあれこれ書いてみました。

このやり方だと仕事がはかどった、

今、この音楽を聴くと家事がはかどる、

そんなことをつらつらと考えてみると、今の自分を整える方法がなんとなくわかってきます。不安なときこそ、何かしら実行してみるのがいいですね。

 

 

前にも見てもらったタロットカード・小アルカナの6ですが、これなんか、まさに乙女座期を象徴するカードですね。

自分の心と自分の在り方をマッチングさせていくという意味のカードですが、自分の振る舞いが自分の心と離れてしまうと、何やっててもピントがずれている気がするというか、しっくりこない感じをずっと受ける。だから、あらゆるものを自分の心に合わせていく、それくらい自分にこだわってみることが大事ですよという意味ですね。

 

私も乙女座期でいろいろ変えてみました。

仕事のやり方も変え、小さな部屋の模様替えもし、好きだった習慣を取り戻し、違和感のあったパターンは手放しました。

 

どこが変わったかわかるかなー
あれ!おや!デイヴィッド・ホックニーのポスターが!
ホックニーL♡VE この話はまた今度

自分にしかわからないようなマイナーチェンジを限りなく繰り返し、つまり寝返りを何度も打ち、いい具合にアジャストしてみましたよ。

 

とにかく、少しでも楽しみながら工夫しながら、美しき私の人生をつくっていってもらえたらと思います。

 

では残りの乙女座期を楽しく過ごしましょう!

 

nico