心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

心理占星術の学び場nicoPLANETリニューアル! 太陽の言葉に耳をすませよう「アポロンの竪琴」 今のこもごもを考えよう「時期読み百景」

残暑!厳しすぎるだろー

ということで、昨日から心理タロット無料鑑定がスタート。

既に「こんな素敵なサービスを提供してくださってることに感謝です。しっかりと山羊座期まで使わせていただきたいです!」といったうれしいフィードバックが届いています。

 

月イチ勉強会もたくさんのことを学び合うことができましたね。こちらも充実したいい時間となりました。”ズレ”については、こんな感想をいただきましたよ。

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最近ズラしについて、お話してくれていますが、それを聞いていて、360度に広がって団扇のような形になる扇子を思い出したんです。

スッーと横にズラしてもらうと、今まで見えてなかったものが目の前に現れるなと。

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なるほど!おもしろい表現ですね!

”ズレ”は、これまで隠れていた未知の可能性をひらく鍵ですから、「知らない」「見ない」ではもったいないですものね。

昨日、ジャニー喜多川氏の性加害が認定されたというニュースが流れましたが、これも「見ないようにしていたものが、ズレることによって見えてきた」と考えることもできますね(この話題は時期読み講座で繰り返し出てきました)。

火星が素数である7番目のサイン天秤座にイングレスしてから、何か物事が動き出す予感がありますね。7番目のタロットカード「戦車」の意味にもつながりますね。

 

動き出すことで、”ズレ”が生まれ、新しい解釈が生まれていく。明るい解釈もあれば、暗い解釈もある。

 

で、今日はリニューアルしたニコプラネットのお知らせです。

「今月の言葉」を改め「アポロンの竪琴」に、「星宙予報」を改め「時期読み百景」へとリニューアルしました!!

 

2016年3月20日からスタートしたニコプラネット。かれこれ7年!になるわけですが、毎月「今月の言葉」を書いているうちに太陽の意図というのを強く感じるようになり、もっときちんと太陽の働きを言語化したいという思いに駆られ、最近はもっぱら偉人たちの言葉を借りながら、12サインの太陽をどう生かすかということばかり考えています(この辺の考えは、生き方働き方を考える職業占星術には必須ですね)。

それならと、題も変えてみようかなと「アポロンの竪琴」にしてみました。

 

アポロン=太陽、竪琴=水星ということで、そのままズバリ、アポロンの竪琴=太陽の言葉ということ。

私の講座ではおなじみですが、水星と太陽には独特な蜜月の関係があって、天文学的にも水星は太陽にもっとも近い惑星であり、太陽神アポロンと伝令の神ヘルメスは異母兄弟の関係であり、アポロンは、ヘルメスが発明した亀の甲羅の竪琴の音色にほれ込み、牛と交換して自分のものにしたり、その他いろいろ関係が深いわけです。

太陽の理想や意図は、水星という竪琴=言葉があるからこそ美しい音色を奏でることができるもの。太陽の言葉=アポロンの竪琴のメッセージに耳を澄ませることで、生き方、働き方のヒントを受け取ることができるかもしれない…

 

ということで、前置きが長くなりましたが、今月のアポロンの竪琴は台湾総統蔡英文です。

nicopla.net

今回も本当に美しい音色を聞くことができました。

活動の、思想の、生き様の隅々までに彼女の意図が行き渡っていて、それが言葉の端々から感じられ、その響きに聞きほれてしまうほど。

誰のアポロンの竪琴でも、真摯な言葉には力があるものです。

 

そして、もう一つリニューアルは星宙予報あらため時期読み百景です。

 

 

今回も、セブン&アイ・ホールディングスの「そごう・西武」売却の決定など金星逆行の行くえについて気になることをぽつぽつ。

「時期読み百景」という題名にしたのは、獅子座期の時のテキストでふとこんなことを書いたことに由来しています。

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占星術の難しさの一つに、象徴の捉え方の不確定さ、あいまいさというのがある。見る人によって、扱う人によって、象徴の切り口なり、解釈なり、言語化なりが変わる。こういったところに、占いとしての占星術の信用のなさ——だから占いなんかあてにならないのだ——があるのかもしれないが、私にとっては、ここがもっとも魅力だと思っている。

 確かに、この点に関していえば、占星術を学問として扱おうとすると無理があるようにも思えるが、ホロスコープというのも、そして太陽系の天体配置というのは、体系として、構造として確立しており、多くの人が同じ道具を扱うことができている。もうそれで充分ではないか? 

この事実だけで、精神分析家の松本卓也氏の言う「たとえば、アウグスティヌスの『秩序』においては、リベラルアーツは、自己自身に向き合うことであり、そこに秩序=構造が見出される」ということを占星術そのものが2000年以上もの間やってきたことであり、だから今も学ぶ価値があると言えるのではないか?

そんなふうに自分に問いかけながら、日々、あーでもないこーでもないと占星術から見出せる構造=「自分が対象をみる 対象によって自分が見られる」をやっているのである。

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最近、講座でもブログでも松本さんを登場させまくっていますが、とにかく「時期読みは十人十色。人ぞれぞれの時期読みの風景というのがありますよ」という意味を込めて、このような題にしてみました。

ぜひ、記事を読みながら、自分だけの風景に出会ってください。

 

最後は、赤ペン12サイン占い。

nicopla.net

 

今回は、水瓶座を担当してくれたTelesa Noriyoさんの記事をチラ見せ。

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ここからの1ヶ月は「今までのやり方」がなかなか通用しない時期に感じられるかもしれません。自らの打ち出し方で進んでこられた方ほど、この時期は前に進めない歯がゆさを感じるかもしれませんね。これまでの方法が通用しない時は、受容することを学ぶ時かもしれません。「押してダメなら引いてみろ」という言葉がありますが、とらえ方一つで今までの自分流のやり方をさらに洗練させアップグレードするチャンスでもあるのです。周りの違和感に反発したくなるかもしれませんが、少し引いてみるとこだわりすぎている自分、意固地になっている自分を発見するかもしれません。

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私、太陽月が水瓶座なのですが、今回、自分にすごくフィットした感じがありました。素直に受け取れた感じがありました。12サイン占いは、太陽を中心に天体配置を読み解いていくのですが、自分の太陽=人生を建設的に生きようという熱を引き出してくれると、あ、いいな、と思えるのかもしれません。私の場合だけかもしれませんが。

 

ということで、皆さんも自分の太陽が刺激されて「あ、頑張ってみよう」という気持ちになるかどうか、ぜひ12サイン占いを読んでみて、そして「いいな」と思ったら、ぜひ感想も寄せてください。

 

ということで、私の大好きな乙女座期。

自分の今の在り方を見直しつつ、今、目の前の環境に対し感謝をしつつ、自分にとって心地よい日々を建設してもらえたらと思います。

みなさんの素敵な乙女座期を応援しています!

 

暑い日々には目に涼しく、口に涼しく