今、日本に何が起きているのだろう。うまく思考が処理できない。
多くの人たちが凍える寒さの中で生きるための闘いをしている。その混乱の最中に、国はしれっと「代執行」による辺野古工事に着手した。民主的な手続きによって示され続けてきた民意を、こうも簡単に無視するとは。
作家のあさのあつこさんは、このように憤りを口にした。
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民意が尊重されない国は、どれほど恐ろしいものか。私たちはそのことを実感できていない。鈍感に育てられてしまったのではないかとさえ考えてしまう。個人や地方、小さな声が国に伝わり、いかされていくのが民主主義の根幹です。この国に民主主義が根付いてこなかった。私も含めて大人たちは根付かせようとしてこなかった。その責任は重い。 基地や原発でも、社会保障や税金のことでも。何かあったとき私たちは何を頼りに、声をあげていけばいいのでしょうか。
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それでも声をあげていく必要がある。たとえ小さな声でも、声をあげる努力をしなければ、自分がどんどんわからなくなっていくような気がする。
あさのさんは、こう続けた。
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沖縄に一緒にでかけた中学生の孫にこれだけは伝えました。自分の暮らしや幸せを守ろうと思ったら、自分は何が嫌なのか、自分は何を望んでいるのか、ということを自分の言葉で言えるようになろうね、と。
反対と声をあげることは怖い。でも、家族でも、近所の友だちでもいい。身近な人と「これはどうなっているんだろう」と話すだけで無関係ではなくなる。無関係でなくなれば関心を持つことができ、真実が見えてくると思います。
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ということで、2024年最初の子育て研究会です。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
わかなさんがこのような問題提起をしてくれました。
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若い人達が、
息子にも、自力で切り抜けなければいけない状況になったら、
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子供たちだけではなく、今、
また上記に挙げたあさのさんの言葉、「自分の暮らしや幸せを守ろうと思ったら、自分は何が嫌なのか、自分は何を望んでいるのか、ということを自分の言葉で言えるようになろうね」を心理占星術的に捉え直してみると、どんなことが理解できるでしょうか。
今回の子育て研究会は、言葉・声・コミュニケーションという視点から、個人天体5天体を再解釈してみたいと思います。
子育て研究会として、お母さんにどんな提案ができるのか、
また、今回も火星サイクルと子供の成長を考えていく予定です。
みんなで活発な議論をしていきましょう。