今日から2月ですが、被災地はまだまだ苦しい状況が続いていますね。寒さとの闘い、不安との闘い、喪失との闘い、一日も早く落ちついてほしいです。
最近、ニュースを読む度にとにかく違和感を覚えるのがご遺族の方々に対するインタビュー出しの早さです。亡くなられて数日しか経っていないのに、思い出やら後悔やらを語らせる報道って何だろうとやたらモヤモヤしています。おそらく責任感や誠意のもとに、または誰かに聞いてもらいたいという思いのもとに話をしてくれているのだと思いますが、まだ早すぎる、もう少し向き合う時間が必要なのではないか、そんないたたまれない気持ちになることもあります。
大事なことは、もっと時間をかけてもいいはずなのに…
報道ってなんだろう、情報ってなんだろう。何を伝えて、何を受け取っているのだろう。そんなことをずっと考えながら、ニュースに触れる毎日を送っています。
というのも、私もこの一カ月、それなりにしんどい日々を送っていたからかもしれない。自分の心に向き合う余裕がないときに、どんな言葉が必要なのか、私自身がよくわからなくなっていたからなのかも。
前置きが長くなりましたが、2/4(日)は時期読み講座の無料説明会です。
●土星の運行と時代意識を考える
●これからの時代がどうなっていくかを考える
●イベント図を読む
●12サイン占いをライティングしてみる
●著名人の個人史を考える
●受講生の個人史を考える
●月のサイクルから「今ここ」をリーディングする
●四季図から時代を読む
●三重円から個人の特異性と可能性を考える
●良い日取りを考える
などなど…
書いているだけでもワクワクしますねー
でも、私がこの講座でもっともやりたいのは、今日のブログの表題にあります「これからの時代は、誰もが予言的な姿勢や態度が必要になるのではないか。そのために必要な知識とふるまいを学ぶ」です。
最近の研究成果の一つとして、トランジットを読むと、その人の生き様というか、その人の生き方の構造がより深く理解できるということがわかってきました。
ネイタルチャートだけだと、この理解は完成しない、だから積極的にトランジットを使用し、その人の核心に迫ろうというのが最近のテーマになっています。
※先日の生き方働き方研究会では宮崎駿と平井堅を読んだのですが、平井堅、ネイタルチャートだけでは、あの金星=才能依存というか、受動的=成り行き任せ的というか、人たらし的というか、の構造は見えてこなかったのですが、時期=トランジットの視点を加えることにより、躍動感を伴った彼の生き様を理解できたように感じましたね。今回も本当に面白かった!
これをアドラーの言う「予言的」ということになります。
こちらは2013年6月9日のブログにも書きました、
アドラーは自ら築き上げた個人心理学について、「二重の意味で預言的である。何が起こるかを予言するだけではなく、それが起こることのないよう予言もするからである」と説明しました。
今日のブログのテーマである、「これからの時代は誰もが予言的な姿勢が必要になる」ということを学ぶことで、つまり、自分の構造を理解し、自分本来とは何かを知ることによって、いつでも自分自身に戻れるよう調整することができるし、また轍(わだち)から抜け出すこともできる、そんな予言的な生き方を自他ともに提案できるようにするのがこの講座を学ぶ意味の一つということになります。
また、もう一つの予言的というのは、皆さんが考える時代と共に生きる姿勢を提案するということです。
いつものこういうやつですね。
最近、Aさんからこんな感想をいただきました。
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時期読みに関しては興味がないと言って流して読んでいました。
今回、興味を持って読んでみると、興味のない私にでさえ分かるように書いてくれてるじゃないか!と改めて過去の記事も読み返してみました。
占星術って、こうやって使うもんだよな。みんな読めばいいのに。
え?これ無料?!って、改めて強く思いました!
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今、「誰もが予言的な姿勢や態度が必要になるのではないか」それはそうなのだ。明日明後日もわからないような正解のない時代を生きている。それはいつの時代も変わらないのかもしれないけれど、けれど、もし不安に感じているなら、誰かの予言ではなく、自分なりに「予言的態度」を持ち、自分なりの未来をつくっていくしかないのではないか。
へーこれから風の時代なんだー
AIとかがさらに進むんだー
ふーん
ではなく、「だから私はこう生きよう」と自分が立てた予言的仮説に向かっていく力、こういう姿勢や態度がこれからの時代、より重要になるのではないか、と考えるわけです。
こうなりますよ!だから気をつけてください!と唱えるのではなく、
こういうテーマが考えられますよ、では、どういう仮説のもとにどう生きていきたいですか、とその人の考える力に踏み込んでいく、そんな使い方をしてみたいと考えています。
開講中の時期読み講座は、まさにそこに向かっている最中ですが、みなさんそれぞれに踏み込んだ提案ができるようになってきたのではないかな。ぜひ、2/3の時期読み講座では、そういった提案の練習をやっていきましょう。
すっかり長くなりましたが、そういう話などなどしながら、みなさんと「時期読みとは何ぞや」の話をしてみたいと思っています。
「自然に物事が起こることを妨げない、それが叡智だ」とは、心理学者であるユングの言葉。
天空で「起こっていたこと」「起こっていること」「これから起こり得ること」を丁寧に読み解くことで、物事の自然な流れを受け止め、理解し、あるべき姿として人生を生きることができるようになるでしょう。
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受講生限定
「無料説明会」を開催!
◆開催概要
2/4(日)13:00~14:30
2025年には、大きな天体たちが揃って移動します。
この天空の動きを利用するためには、どのような理解を必要とし、どのような表現が求められるのでしょうか。
この機会に、ぜひ占星術の一番すぐれた技術――天空の動きを読むという素晴らしい知恵を手にしましょう。
今回の無料説明会では、
この講座で何を学ぶのか、どういうことができるようになるのか
皆さんの考える「占星術で時期を読むとは」どういうことなのか。
移りゆく時、天体の流れを理解し、言葉にし、人に伝えていくことは決して簡単なことではありませんが、皆さんがこれから何を学ぼうとしているのか、占星術で時を捉えることの意味をお伝えしていきます。
「時期読み占星術(トランジット占星術)」に関心のある方、参加を迷っている方は、ぜひご参加ください。
※現在、nico の心理占星術講座を受講中の方が対象となります※