心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

もろもろ講座の振り返り&感想 ナラティブセラピーについて少々

まずはWさんから、今日の勉強会の感想から。

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今日も盛りだくさん!ホントにコンサルチャートは面白い。

大好き過ぎて、何かあるごとにチャートみてニヤニヤ、人と話していても現在のトランジットそのままの話がでてくると、ニヤニヤ、あ〜人間っておもしろい。

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Wさん、コメントありがとうございます。

確かに!

先月、今月と2か月にわたり、勉強会では現場を意識したグループワーク。

コンサルテーションチャートを中心に、ネイタルチャート、プログレスチャート、ソーラーアークチャートと4枚のチャートを読み、クライアントの「今」に向き合う練習をしている。

占星術の一番のうまみ=シンクロニシティが存分に味わえるメニュー。

これは、実践的占星術でしか体験できない面白さだ。

先日の大阪での最後の講義でも、その魅力を体験してもらえたのではないだろうか。

4時間の講義の間に、刻々と変わっていくASC。

テーマが移っていく様子、ASCルーラーのディグニティが変化していく様子などを見ることができた。

また、大阪の講座では、ナラティブセラピーの「オルタナティブストーリー」を引き出すための質問というのを体験してもらった

これは、私が現場で一番大切にしている技法のひとつだ。

オルタナティブストーリーとは、代替物語という意味。

人は「ドミナント・ストーリ(支配的物語)」によって、自らの人生を自らの手で制約してしまっている。

例えば、「私は引っ込み思案なので、あまり人に会ったりするのは好きではない」というように、自らが語る物語に沿った人生を生きてしまっているのだ。

しかし、そこからこぼれ落ちた物語、外側にはじかれた経験という物語は、必ず存在しているだ。

それを「オルタナティブ・ストーリー(代替物語)」と呼ぶ。

「引っ込み思案ではない私が、人に会うことで生き生きとした時を生きた」体験を積極的に語ることによって、「私は引っ込み思案なので、あまり人に会ったりするのは好きではない」という人生の物語が書き換えられていくというように、「オルタナティブストーリー」に光を当てることができれば、「ドミナントストーリ(支配的物語)」を破壊し、新しい「語り」新しい自己像を手にすることができるようになるということなのだ。

これらを引き出すためには、クライアントの声にならない”訴え”に耳を傾ける必要がある。

Fさんの「実は自分は、もっと積極的に外に出ていきたいのかもしれない」という自己開示に素早く気づくことができれば、必ず、オルタナティブストーリーを引き出すことになる。

これが現場の喜びだ。

これは日曜日に行われたタロット講座でもそう。

裏側に潜んでいるテーマ、「女教皇」の裏の「星」のカードに気づくことができれば、その人のオルタナティブストーリーにぐっと迫ることができる。

いやいや。

Wさんが書いてくれているとおり、「あ〜人間っておもしろい」。

象徴を表面的にとらえているだけでは、象徴のもつ味わいまでたどり着けない。

人にも長所と短所があるように、象徴にも長所と短所がある。

それを強く意識して、「味わい」のある現場読みができるよう、いろいろ工夫していきたいと思っている。

大阪の皆さん。

10か月ご苦労様でした。

また勉強会などでお会いしましょう。

それまで復習忘れないでね。

楽しい時間をありがとうございました。

Kさん!

魚座の金星は卒業です!

次回会うのを楽しみにしています。

東京の皆さん、引き続き、タロット、勉強会でシンクロの面白さを学んでいきましょう。