皆さん、夏のような暑い日が続いていますがお元気ですか?
私はこの週末、火星ふり返り会、また子育て研究会、週末の講座、または連日の鑑定と、たくさんの方(ざっと50人ほどでしょうか)の心象風景、心の声に触れ、一緒に心を揺れ動かしながらも、今は、とても不思議な温かさ、心地よさの中にいます。
本当はブログで丁寧な報告をしたかったのですが、急にはうまく消化できず、一人一人の物語に思いをはせているうちに、あっという間に時が経ってしまったという次第です。
特に子育て研究会は、いつも私の、そしておそらく参加者の皆さんの心を刺激する会になっていますが、自分の中であまりに心が動き過ぎてしまって、すぐに言葉にすることができなかったのですが、とてもざっくりなのですが、ようやく一つの確信を得ることができたような気がしています。
人生には正解がない。
どう考えても正解なんてどこにもない。
ただその時々、自分にとって正しい選択をしようと懸命にもがいているのだ。
過去の選択=行動は、その時の自分にとって正しい判断だったのだから後悔しても仕方ない。
今、できることは過去の自分を上回る、よりよい未来のための選択をしていくこと。
自分の違和感を解消する、新しい物語を生み出していくことだ。
そんなことを漠然と思うことができました。
この1週間、たくさんの方から感想、コメントをいただきました。
子育て研究会に参加してくれたMさんからは、
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意見や体験を共有いただける、様々な感想をくださって視野を広げてくださる場に感謝しかないです。
もっと皆さんのお声を聞いて、自分自身考え続けていきたいものです。
そして、人それぞれの成長の物語があって、いつも現在進行形なんだってことを忘れないようにしたいと思います。
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という感想をいただきました。
私も同じ意見です。
今回、実例チャート演習で体験をシェアしてくれたKさんの自己開示という勇気ある行為を通して、私も多くを考えさせられました。
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こんな親の期待ってホント重かったでしょうね。
勝手に期待され、それができないとガッカリ悲しんで泣かれて、言いたいこと言われて、本当に苦しかったのは私じゃなく子供だったと気付きました。
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このように自分なりのオルタナティブストーリー=新しい物語が語れた、それこそが重要な成長プロセスなのだと思います。
ただ、研究会でもお話ししましたし、上にも書きましたが、私はその時の自分の精一杯で行ったことは、決して無駄になることはないと思っています。
いつも言っていますが、子供にとって親は基本的に90度の関係(ASC軸□MC軸=両親軸)なので、その葛藤こそが子供の自立や個性を目覚めさせることもあるのです。
だから、親という存在は子供を理解する以上に、自分を貫くことも時には必要なこともある、そのように思うこともあります。
ただ、あの時のやり方は間違ったと思った時は、速やかに物語を書き換える勇気を持たないといけないかもしれません。
また、そんな話をみんなで話し合えたらいいですね。
Mさんと話していたのですが、話題に出た「毒親」の話がありましたが、では、どんなことが「毒」となるのか、逆に毒が「薬」になり得るのかどうか、どんな傷がむしろ力になるのか、そんな体験の成長のプロセスなども、次回、考えてみたいなと思ったりしています。
薬だって過剰なら毒になる。
毒だって薬になることもある。
一つの立場、一つの側面からだけ物を見ていても、結局、それも誰かの「毒」になることもある。
そういう影響力を考えることが、心理占星術の醍醐味なのではないかと思うのです。
次回は、そんなことも問題提起してみたいなーなんて思っています。
ということで、この1週間、たくさんの声を聞かせていただきありがとうございました。
また、講座、ワークショップ、研究会で皆さんとともに有意義な時間をつくっていきたいと思っています。