毎日、楽しく仕事をさせてもらっている。
受講生の皆さんも楽しそうに学んでくれているけれど、きっとそれ以上に私は楽しんでいる。最近のこの楽しさの出どころはというと、好奇心を全開に、私自身が学びに徹しているからかもしれない。
本当にこの象徴理解で正しいのだろうか?
他の可能性を考えることはできないか?
クライアントへの適切な質問とはどのようなものか?
といった問題提起を繰り返し、それに対し「みんなで考える」というスタイルを取っている。
既存の象徴読みに縛られず、自由に皆と議論できるのは本当に楽しい。水星の化身、ヘルメス神の杖・カドゥケウスの翼が象徴するように、言葉から別の言葉へ、考えから別の考えへとあちこちを飛び回れるのは実に爽快な気分であるし、生徒さんたちもふーふー言いながらも、みんな食らいついてくれている。
本当にありがたいことだ。
そんな忙しい中ですが、今月もなんとかアップできました、nicoPLANET蠍座期号。
日々の活動の成果をギューッと詰め込みました。
お時間あるときに、ぜひ目を通してみてください。
今月は、天体現象目白押しということで、火星逆行スタート、また月食などを盛り込みながら、それぞれの個性、視点を生かした心理占星術らしいテキストを仕上げてくれました。
その中でも今回は、水瓶座を担当してくれたうか子さんの原稿をちょい見せ。
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【略】
その「気になるもの」こそきっと、いまあなたが意識を向けるべきもの。「なぜ気になるのか」を突き詰めると、胸が締めつけられたり、気が塞ぐような過去にたどり着くかもしれない。それは、その過去に蓋をするのをやめて、新しい折り合いの付け方を考え始める時が来たというしるし。不完全燃焼のまま心を煩わせ続けるのは時間と気力の無駄遣いだ。平気なふりはやめよう。もう一度本気で取り組むのか、完全に終わりにするのか、心を決めよう。
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蠍座期は土星順行、天王星蝕、土星、天王星のコンタクトも含めて、水瓶座的象徴がなにから騒がしい時期。
水瓶座生まれじゃなくても、きっと水瓶座の象徴は意識に上りやすいはずです。
次は、
nicoの星宙予報 2022 蠍座~本当につくりたいもののために徹底して価値に向き合う | 心理占星術の学び場┃心理占星術家nico
太陽のイングレスチャートから、わたしたちの「
心理学者の河合隼雄氏の言葉「時代の痛みは個人の痛みである」
フェラガモジャパンの元CEOの得能摩利子氏のこのような言葉も引用しています。
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ブランドがブランドであり続けるためには、マーケティング活動を抑えるべきと考えている。市場のニーズに合わせ、競合他社を参考にしながら商品開発を行えば、どのブランドも類似した特徴のないものになってしまう。
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さて、以上の言葉を皆さんはどのように受け取るのでしょうか。
最後は、2022 蠍座の言葉 ミヒャエル・エンデ ┃未知なる内的冒険へ ~引き返すのは恥だ。わたしはそれを受けて立つ
エンデの言葉を少しだけ。
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どうなるかすでにわかっている冒険は、本当の冒険ではないでしょう。それならどこかの旅行会社がアレンジする冒険セット旅行だ。本当の冒険は、そんな力が自分のなかにあるとはそれまでまるで知らなかった、そのような力を投入しなければならない状況へと人を運んでゆくものです。そうして、そんなふうにして自分を知ることになる。
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今月は、わたしたちは「わたし」を知る旅に出ることになります。
どのような旅になるのか、なぜ今、旅が必要なのか、ぜひこちらのテキストを読んで、自分なりの歩みを進めてみてください。
世界は混とんとしていますが、自分の旅は自分で引き受ける、自分の無意識も自分で引き受ける。
皆さんの内的冒険の話、ぜひいつか聞かせてください。
ネコだって、きっと内的冒険してるはず。
時々、夢を見ながらぴくぴくしてるもん。
ということで、皆さんの蠍座期を応援しています!!