火星ワークショップにご参加の皆さま、ありがとうございました。
まずは、ワークショップが始まる前の充実した振り返り会。回を重ねるごとに「この振り返り会を楽しみに参加している」という声が増えていますが、
自分の想いを声にすること、
声にしたものを聞き届けてもらうこと、
人の声を聞くこと、
人が声にしたものを聞き届けること、
そういった「応答」の作業というのは、もしかしたらお互いの「存在の確認」としてとても大事なことなのかもしれませんね。
「存在の確認」なんて大げさに聞こえるかもしれませんが、「私はここにいる。あなたもここにいる」という感覚って、日常の中では簡単に流されてしまう。家族だって、会社の人たちだって、お互いの存在を見てくれてるんだかいないんだか、応答し合っているんだかいないんだかわからない。だからこそ、お互いの声に耳を澄ます機会というのは、お互いの「生を確認する」という意味でとても大事なのではないかな、そのように感じることがあります。
とにかく、振り返り会を「応答」の場として、引き続きこの機会を利用してもらえたらうれしいです。
そして、ワークショップ。
実は、今日、つびーとの打ち合わせで、昨日のワークショップはどうだったかなという反省会をしていた際、陰サインを実感するのが難しい人、実はけっこう多いのではないかという話になりました。
上手にできるかどうかかは別として、「陽」のほうが俄然やりやすい。
ネットでググるのも「陽」だし、オンラインでセミナーを受けるのも「陽」だし、SNSに記事書いたり、人の記事読んだりも「陽」。とにかく、外界に意識を向け、外にあるものに触れ合ったり、獲得したりするのは「陽」の体験ということになる。
「陽」の体験というのは誰でもやった気になる。
「陰」はその体験を自分の中に落とし込んでいく作業。自分自身の感覚や心に聞きながら、少しずつ体験を浸透させていったり、変化させたり、違和感と満足感を行ったり来たりしながら、自分に一番フィットするよう物事を整えていく。これは基本的に人と一緒にはできない。
それが正しかったかどうか、
自分に合うのかどうか、
それをやったらいいのか、やらないほうがいいのか、
誰に聞いても、自分が納得する答えは人からはもらえない。
自分で感じ続けていくしかない。
でも、5+5=10の理想は自分ではわかっているはずだから(獅子座期での体験を鏡に映せば、自ずと見えてくるはずだから)、だから、その理想を基準に「陰」をやっていけばいい。
太陽活動をやっている人は、みんなやっている。
大谷選手も藤井棋士も、5の体験の失望や喜びを鏡に映し、「どうありたかったのか」を考え、そして10をイメージし直し、そして自分にとって妥当で、正当な「陰」をやる。
昨日のワークショップでは、そういった「陰」の話に終始したので、もしかしたらわかりにくかった人もいたかな、そんなことを想い、今日、急きょブログでフォローすることにしました。
ペンタクルの6,そしてカップの6。私のサイズを教えてくれる大事なカードです
人生の答えなんてどこにもないからこそ、答えがなくても生きていくためのヒントをつかんでほしい。それが火星ワークショップの目標でもあります。
自分の持っているものは、自分を喜ばせもするし失望もさせる。だから、「どうありたかったのか」の理想(5獅子座)と、では「どうすればいいのか」現実(6乙女座)を考えるのは本当に大事、いつでも大事、ということになるのです。
何度も言っていますが、乙女座期はほんとに楽しい。妥当な自分がわかる、それ以上でもそれ以下でもない自己像がわかるというのは、人生なんと生きやすいのだろうと思う。
自分を受け入れることができれば、
必要最小限のもので大きな満足を感じられるようになるかもしれない、
自分の持っているものを大切にできるようになるかもしれない、
自分を取り巻く環境に感謝が生まれるかもしれない、
同じ過ちは避けられるようになるかもしれない、
そうなれば、牡羊座1から乙女座6、個人のひとつの完成になるのではないか。
必要以上に自分自身にエネルギーを使わないよう、つまり、自分にガッカリしたり、喜んだりといったことに時間を使わなくていいように、乙女座期を「わたし」をたくさん理解する機会をつくってもらえたらと思います。
皆さんの火星乙女座期を心から応援しています!!!