心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

キャラクター作りの重要性 人格を分裂させないように…

25日(水)は、いよいよ、みねんこさんによる「若草物語のワークショップ」です。

資料もバッチリ、何やら面白い会になりそうな予感がします。

みねんこさん、どうぞよろしくお願いします。

物語のワークショップは、私がずっとやりたいと思っていたものですが、その理由のひとつに「キャラクター作りの重要性」を考えたいというのがある。

占星術を学んでいる人なら誰でも一度は経験がある、、ホロスコープ上に示された象徴を、本に書いてあるとおりに読み進めていくと、いくつもの人格が表れてくるという現象。

獅子座の太陽は4ハウスにあり、12ハウスの牡羊座土星がトライン。

蟹座の月と火星が3ハウスに入室し、乙女座の金星とセクスタイルになっている。

さて。

これらの象徴、どうやったら一人の人物に収まるのだろうか。

少しもブレずに、少しも矛盾することなく、ひとりの人物像を描くことができるだろうか。

この話、いつも実践読み講座の一番初めの講義でお伝えしている。

人間の生理に基づいた、矛盾のないキャラクターを設定する。

それには、ホロスコープに示された象徴だけで人物を設定せず、人物の生きた経験を象徴に組み込んでいく。

読む必要のない象徴は、惜しみなく切り捨てる(気持ちを持つ)。

それくらいの大きな覚悟ができれば、よりリアルな人物像に近づいていけるだろう。

明日のワークショップは、そういう意味で勉強になるだろう。

ホロスコープが先にあるのではなく、示された象徴からホロスコープを作り上げていく。

つまり、まず人物ありきである。

みねんこさんのユニークで鋭い視点に誘われて、面白い象徴解釈ができるのではないかと期待。

皆さんの中から、どのような象徴のイメージが出てくるのだろうか。

小説の中の登場人物のチャートには正解はないので、自由に象徴を考えてみたいですね。

そして、各々の象徴の捉え方に刺激されてみたいです。

みねんこさん、参加者の皆さん、明日はどうぞよろしくお願いします。

nico