心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

反響続々月イチ勉強会「双子座・木星第1期の目指すところ 魚座・海王星の犠牲と救済、もしくはフロンティア精神とアントニオ猪木の張り手、もしくは水星の強化」

5/28(火)に行った月イチ勉強会「双子座・木星の目指すところ&魚座海王星の象徴を見直そう」は、皆さんそれぞれ思うことがあったようで、今日になっても感想を続々いただいています。

今回の勉強会は、

第1部 トランジット考察 

太陽&木星第1期の双子座イングレスから考える「双子座とはどのようなサインか そして双子座木星の目指すところとは」

今回は、nicoPLANETの記事をもとに双子座について、また木星について考えてみました。

nicopla.net

木星第1期とはなんだ?

木星の上手な使い方ってどういうことだ?

そもそも双子座はどういうサインなんだ?

さて、皆さんは以上の問いにどんな答えを用意できるでしょうか。

 

第2部 魚座海王星の象徴の見直し 

アントニオ猪木の張り手と魚座の関係とは?

魚座太陽のKさんと共に考える「魚座の可能性のつくり方」

サインは、とにかく4分割のモダリティと3分割のエレメント(私は、区分ではなく分割の考え方を採用しています)、これらをどう自分の中で育てていくか、この成長のプロセスが何よりも重要です。

関係性においては、モダリティとエレメントが無意識に内面化され、それが関係性の問題へと発展することもあります。

自立とは、自分で4分割、3分割を引き受けることに他なりません。

今回は、Kさんのお話しをベースにして、魚座をどのように発展させていったかについて考えました。

その際、現代思想債務危機」の中のこんなテキストを採用しました。

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ヘブライ語の「救済」の語源は「抵当を買い戻すこと」だった。ヘブライ王国預言者たちにとって「救済」とは、なにより「借金の人質にとられた家族を取り戻すこと」だった。

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勉強会の後、私のほうからこのような補足をさせていただきました。

 

魚座海王星は、人生の当初は負債なのか、重荷なのか、十字架なのかを背負って生きているという感覚をどこかで持っているのではないかということ。
そこから、人生の立て直しを図るためには、自分の知恵や技術を使って犠牲者(被害者)から救済者へと向かうのが大事なテーマになりそうだということ。
●「ゼロ」もしくは「マイナス」からのスタートのような感はあるが、そこから知恵をつけて生きていくプロセスこそが、魚座のフロンティア精神にもつながるのではないかということ。
●生きづらさを感じている=負債を背負っている人を解放することこそが「救済」ということから、現代は、経済的自立を支援することが救済になるのではないかということ。魚座がビジネスや金融に関連があることもそういった意味合いがあるのではないか。
 
その後、Tさんから勉強会の感想をいただき、私もこのように返信しました。
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魚座海王星についての解釈で『救済』という言葉がとてもしっくり来ました。
わたしが占星術を選んだ理由の一つに自己価値を見出せない人を救いたい(自分を含め)という思いがあります。
ただ、経済とか金融となると、自分が苦手とする分野なので結びつけて考えることが難しいと感じました。
経済と海王星が結びついていることは理解しているつもりですが、自分と結びついていないなと思います。
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私も引き続き考え続けていたのですが、Tさんが書いてくれたことがまさに柔軟サインのグランドクロスのだと思います。
アントニオ猪木の言っていた「虚から実をつくる」というのは、乙女座ー魚座の補完関係であり、また双子座ー射手座の補完関係ということ。私がnicoPLANETのサムアルトマンで書いたことそのまんまですね。
 
 
例えば会社員や家族といった関係性には役割分担があり、自分は得意なことをやって苦手なことは人任せにすればいいわけですが、そういった関係が失われたときは苦手なことも自分でやっていかなくちゃならなくなり、そのとき初めて、内面化された自分のサインの反対側が補完として完成されるわけです。
 
だから、実を取る魚座、非常にリアリストな魚座が多いのは、魚座になるためにこそ、乙女座に重心を傾ける必要があったのだと思います。
つまり、水星力を自分のものにする必要があったということです。
 
現実的なことに弱い魚座、経済的感性が苦手な魚座は、誰かが代わりに反対側の地エレメントをやってくれているのか、必要がないのか、でも、反対側のサインは絶対にできたら無敵、90度ができたらより無敵なわけですから、苦手なままにするのはもったいない。自分でやってみれば、そこがむしろ強みとして、その技術を使って自分も人も救済できるようになるということではないでしょうか。
 
でも、残念なことに、乙女座ができるようになるだけでは魚座は完成せず、双子座、射手座もできるようにならないといけない。
もちろん、魚座そのものに戻っていく必要もある。
その他、すべてのサインもそのしかりです。
だから、12サインの旅を通して、すべてのサインの力をつけるのが近道になるかもしれませんね。
柔軟サインはまずは双子座から鍛え直すということでしょうか。
この辺の補完の話は、次回の勉強会でも考えてみましょう!
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そんな話をしていきました。
その後、皆さんから続々感想をいただきました。
こういった意見の交流こそが勉強会の目的。とてもいい勉強になりました。
 
せっかくなので、この後のブログで少しずつ紹介していこうと思います。